∞の聴こえる部屋で

関ジャニ∞のこと、主に丸山隆平くんのこと、綴ります

関ジャニ∞'sエイターテインメントDVD&Blu-ray 星5つ★★★★★です

関ジャニ∞'sエイターテインメントのライブDVD&Blu-rayが発売されました。

関ジャニ∞を好きになって足かけ6年、初めて観に行ったライブの映像化とあって、楽しみにしていました。

 

 

日程は違えどこの場所に居たという思い入れがあるからかもしれませんが、本編も特典もとても好みでした。

セットリストや構成を振り返り、メイキングやコメンタリーも合わせ見ると、歌もバンドもダンスも演技もコントも、関ジャニ∞のその時の全てを詰め込んだライブだったんだなと思います。

 

円熟までいかないけれど、若さと勢いだけでもない、30代の彼らだからこそのカッコ良さと色気と可愛らしさと面白さに溢れていて、ますます磨きがかかった演奏力と歌唱力が堪能できる。

関ジャニ∞自身も幸せそうだけれど、その幸せをeighterと共有したいという想い、矢印がしっかりとこちらを向いていると感じました。

メンバーの視線や表情のひとつひとつがそう感じさせるのかな。 

 

「RAGE」と「浮き世踊りビト」は久しぶりに聴きましたが、タコヤキオールスターズの演奏と関ジャニ∞の歌唱がすごくカッコ良くて、ここでぐっと引き込まれました。

 

全体を通して照明が綺麗で、衣装の色も映えて、男っぷりをあげていたと思います。

客席が暗い時間が長いのか、例年よりうちわの映りこみが少なく感じられ、ペンライトの波が美しく落ち着いた印象を受けました。

360度のステージだからどの角度から見てもキラキラしてるんですね。

 

ダンス曲も、真上からや退きのカットも多めで見やすく、マルチアングルがなくてもそれほど残念だと思いませんでした。

 

過去のライブ映像では、関ジャニ∞の歌声が小さいとか、お客さんの歓声が大きいとか、ヒーンて耳障りな音が聞こえるとか、客席のカットが多いとか、ダンスの良いところが抜かれていないとか、その時々によって残念ポイントがあったのですが、今回はほぼ全編においてストレスなく観ていることが出来ました。

眼と耳の満足度が高いと、こんなにも心が満たされるんだな。

 

アコースティックコーナー、最高!

ライブでも「言ったじゃないスカ」が楽しくて楽しくて。

どの曲にしようか、どんなアレンジにしようか、ファンを楽しませようとあれこれ考えて作ってくれたんだろうなぁと思うとほっこりします。

間のMCもリラックスしていて楽しそう。

日替り曲を特典で入れてくれたことも嬉しいです。

 

エンディングに向けての怒濤のバンド。

全員が歌えてイケメンのバンドにメロメロにならないわけない。

特典で各会場のバンド前映像が観られるのも良いです。

普段メインボーカルじゃない人が歌ったり、楽器を交換しているのってなんだかワクワクします。

 

「象」の前、本来は安田くんのギターソロだけのところオーラスではセッションがあったこと、レポで見て知っていました。

これ、映像に残って良かった。

大山田3人のセッション、カッコ良くて思わず変な声が出ました。

丸山くんが入りの音を探っているので、本当に自然発生的に起こった即興演奏なんだと分かります。

これ、生で聴けた人、盛り上がっただろうなぁ。

 

私的お待ちかねだった「象」2番のベース。

なんてカッコ良いの。

丸山くんを抜いてくれてありがとう。

みんなの歌と演奏も熱い。

安田くんとすばるくん、映りこむ大倉くんの表情から感情の昂りが感じられて胸がキュッとなります。

♪傷跡隠して微笑む 君の優しさを知ってるよ

♪生まれてくれてありがとう 一人きりじゃないよ 

この時彼らの胸にはどんな想いが去来していたのだろう。

♪その足で踏み出せ 世界は変わる

泣くよぉ。

 

このあと大倉くんの挨拶があります。

元気ライブでのオーラス欠席について、

「プロとして(ステージに)立っているのが当たり前」

「皆さんを泣かせてしまった」

「僕のことでメンバーを謝らせてしまった」

と、苦しかった胸のうちを誠実に語ってくれました。

元気ライブの映像はとんでもなく不完全だったし、やっぱり納得できない気持ちがありました。

けれど「象」を歌うエイトの気迫と大倉くんの姿を目にして、すとんと何かが剥がれ落ちたように、終わったことをグチグチ考えるのはやめようと思えました。

もういい、今回こんなに素晴らしい映像を届けてくれたのだから、そういう気持ちになりました。

 

全員ビジュアルが最高で、歌もダンスもバンドもカッコ良いのはもちろん、丸山くんの良いところがたくさん収録されていたことが、私にとっていっそう満足度をあげています。

「The light」「ブリュレ」「I to U」「Black of night」「がむしゃら行進曲」「Tokyo holic」「NOROSHI」「象」など、丸山くんの歌唱やベースに好きなフレーズが入っている曲が多いセトリでした。

「粉もん」「クリスマスイブ」もステキ。

本編にも特典にも、歌でもバンドでもダンスでも、それからMCでも、レンジャーでも、ファンサでも。

甘い歌声、男らしい歌声、優しい笑顔、真剣な眼差し、憂いある視線、色っぽい仕草、ベースを奏でる男らしい手。

MCではっちゃけたと思ったら、気を遣い。

コメンタリーでは食べまくり、しゃべりまくり、時々男前発言。

丸山くんのありとあらゆる面が、盛りだくさんなんですよねぇ。

 

メイキングは、ドームで様々な最終チェックを行う仕事モード全開の関ジャニ∞がたっぷり。

こういうの見たかったんだよ。

 

コメンタリー、楽しい企画です。

自分たちのライブ映像を見ながら真面目に語ったりヘラヘラしたりしているエイト。

それを見ながら、言葉を一生懸命聞き取ろうとしたりニヤニヤしたりするeighter。

という図が出来上がるんですねぇ。

面白い。

 

結果、DVDもBlu-rayも纏めて評価は星5つです。

 

と書いている間に、BIG NEWS!!

関ジャニ∞東京メトロックに出演!!

関ジャニ∞の演奏技術が他のバンドに比べて上手いのかまだまだなのか、私にはわかりません。

けれど聴く人の心を動かすのは技術じゃなく、どれだけの熱量でステージに立って想いを伝えようとするかだと思うので、関ジャニ∞はやってくれるんじゃないでしょうか。

彼らが見たい景色が、そこにあることを祈ります。