亮ちゃんのこと
十五祭を観て、関ジャニ∞はまだまだ続くんだと確信したばかりだったのに。いや、関ジャニ∞は続くことは間違いなかったけれど、形が変わってしまった。
噂が出ているのは知っていたし、直近の番協に錦戸くんが居なかったことも見てしまったし、関ジャムの放送が丸山くんが教えてくれた収録順じゃないんだなと気になったし、今思えば小さな小さな不安はあったな。
直視したくなくて、前向きな言葉をくれるメンバーだけを見て、関ジャニ∞は大丈夫だと信じ込もうとしていたのかもしれないな。
カッコいいと思うものが似てるって、一緒にやっていく中で大事だと思う‥だったか。
∞祭のほほえみデートで、丸山くんと関ジャニ∞の好きな曲について話し合ったときの、錦戸くんの感想。
あれから、7年も経つんだもんね。
環境も、経験も、人生観も、価値観も、変わる。
僕なりの形で、僕なりのエンターテイメントとは何なのかを、改めて考え、発信していきたい。
最後なのに、余りにもあっさりした言葉。これも錦戸くんらしいということなのかな。
ananでの亮ちゃんのことばが蘇る。
音楽においては表現力というより、自分で曲を作っているかどうかが大事だと思うから。
自分が作ったメロディを歌っているかどうかです。
僕は作詞もしますけど、正直、言葉の引き出しがないなって思って。
錦戸くんの作る曲、大好きだった。
歌声もどんどん魅力的になっていってた。
バンドの関ジャニ∞はいちばんカッコいいって言ってくれて、すごく嬉しかった。
関ジャニ∞はバンド演奏しながら、錦戸くんや安田くんの作曲した楽曲も時々やりながら、やっていくんだと思っていた。そうして欲しかった。
音楽を追求すればするほど、他のアーティストたちの自己表現に触れれば触れるほど、ジャニーズアイドルとしての表現と、錦戸くんの思うエンターテイメントとの乖離が大きくなって行ったのかな。
想像でしかないけれど、それくらいしか、今の悲しさ、寂しさ、悔しさを落とし込めるところが無い。
錦戸くんは、きっと何処にいても、自分の思うところに向かって自分のできることを頑張る人だよね。
また何かで姿を見るのを楽しみにしている。
それから、横山くん、村上くん、丸山くん、安田くん、大倉くん、関ジャニ∞を続ける選択をしてくれてありがとう。
もう、たとえ表現が変わっても、好きでいるんだろうなというところまで来てしまったから、丸山くんが関ジャニ∞である限りエイターでいる。