∞の聴こえる部屋で

関ジャニ∞のこと、主に丸山隆平くんのこと、綴ります

関ジャム完全燃SHOW ♪オペラ座の怪人 丸山くんのファントムに誘われて

 

有名なイントロから全員での決め、サラオレインさんの歌唱を経て、いよいよ丸山くんの歌唱へ。

スタジオセットの柱を回り込んで、ファントムの住むオペラ座の地下水路へ導びかれるようなカメラワーク。

 

Sing once again with me our strange duet

My power over you grows stronger yet

And though you turn from me to glance behind

The Phantom of the Opera is there

inside your mind

 

〈醜く崩れた顔を仮面で隠すファントム〉というには、あまりに美しい素顔を晒したままではあるけれど、ちょうど丸山くんの目元が前髪に覆われて、仮面をしているみたいだった。

 

孤独、歪んだ恋情、欲望、嫉妬、狂気……

執拗でうす暗い感情が、なんて似合ってしまう人なんだろう、丸山くんという人は。

憂いを含んだ声も、今までにないほどの情熱的で狂おしい歌い方も、求めるように伸ばされる手も、一瞬だけ射抜くよう向けられてすぐ、寂しげに伏せられる瞳も、すべてが丸山くんをファントムたらしめている。

 

And in this labyrinth where night is blind

The Phantom of the Opera is there

inside my/your mind

 

ふたりは物理的に離れて立っているのに、歌声で絡みつくよう息がぴったり合っていて、なんだか生々しくてドキドキした。

オペラ座の怪人の、妖しくも悲しい物語を観ているみたいだった。

 

とにかく今回は丸山くんのポテンシャルに驚かされた。

今、このセッションを見られたことも嬉しいけれど、これからのことも期待できる気がして、楽しみが待っていそうで、そわそわしている。

 

 

トークゲストとセッションゲストが違うため、トークでセッションについて触れられることが無かったので雑誌から抜粋。

メンバーや古田さんがセッションのことを話すのも好きなんだけどね。

 

大倉くんに言わせると「オペラ座の変人」なんだって。 

やっぱりマルちゃんが素晴らしかったのでね。歌詞が英語っていうのもハードル高いし。難しい曲を歌っているところを聞いて、誇らしい気持ちになったなぁ。

 

メンバーがメンバーを褒めるのを聞くのって、嬉しいね。

その大倉くんは淡々とドラムを演奏。ベースと相まって、とても気持ちの良いリズムを奏でていた。このロックアレンジ、好きかもしれない。 

 

安田くんはひたすらギターを。安田くんの感情を込めたギタープレイもかっこ良い。

歌についてはこんなことを。

難しい歌を歌い上げているふたりの歌のバランスがよくて。その歌を浴びながら演奏していて、「今日すっごい歌声、浴びてるなぁ」っていう感覚になった。ボーカルも楽器みたいな感じやったね。

 

村上くんは、大倉くんから怖いピアノを弾きながら睨みつけていた、なんて言われていたけれど、きっとイントロを弾くので真剣だったんだろう。

始まりの手のアップもそうだけど、途中のしなやかな手の動きにも見惚れてしまった。

大倉くんも安田くんも村上くんも、番組ホストのアイドルであることを忘れてしまいそうなくらい、演奏者として佇んでいた。

実はそういう姿を見るのも好きだったりするから、関ジャムには感謝しかないです。

 

 

 

 

余談…。

20年以上前、ケン・ヒル版のオペラ座の怪人を見たことがある。ウェバー版ではないので今回のセッション曲は歌わないのだけれど、ファントム役だったピーターストレイカーのハスキーボイスが良かったよなぁと思い、ついでにちょっと調べていたら。

映画ボヘミアンラプソディで話題のフレディマーキュリー(左)とロジャーテイラー(右)、真ん中がピーターストレイカーなんだって。

友だちだったの?! びっくり。

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追記

ケン・ヒルオペラ座の怪人の楽曲についてコメントを頂いたので、ピーターストレイカーの While floating high above を貼っておきます。

うん、いい声。