∞の聴こえる部屋で

関ジャニ∞のこと、主に丸山隆平くんのこと、綴ります

GR8EST振替公演と会報、関ジャニ∞の選択

関ジャニ∞'s eightertainment GR8EST が終わった。お疲れさまでした。

すばるくんの記者会見から、安田くんの体調のこと、7人の関ジャニ∞として最後のテレビ出演、ドームツアー、台湾公演を経て追加公演まで、週刊誌報道やマナー問題も。長いようなあっという間だったような。

遠い存在であるはずのアイドルの人生に、勝手に想いを馳せては、泣いて、怒って、心配して、春から心を乱されまくっていたら、もう冬が目の前。

だけど、それと同じくらい楽しませてもらって、笑わせてもらって、元気をもらって、好きな気持ちを確かめられた、濃い日々でもあったな。

 

8月の大阪では寂しさや緊張感を拭いきれなかったけれど、17日の振替公演は圧倒的にリラックスして観ることができた。

どちらが良いとか悪いとかではなくて、時間の経過があって、自信や余裕がおおらかなエネルギーを作り出し、セトリの変更も明るさを後押ししていたように思う。

私が6人の関ジャニ∞に慣れてきたのもあるのかな。

 

「1曲目に ‘’応答セヨ‘’ を持ってきたのは、すばるくんがいた関ジャニ∞から逃げずにいたいと思ったから。7人最後のシングルを6人で歌うことで、ちゃんと向き合うことになるのかなって。」

すばるくんの選択が、覚悟をもって新たな自分に賭けようというものなら、錦戸くんの逃げないという選択にもまた覚悟を感じる。

追加公演でも変わらなかった1曲目。曲に乗せた錦戸くんの思いを会報で聞けて良かった。

 

 “象” で素早くベースを持ち替えた丸山くん。ベースマガジンの表紙を飾った本妻が、その手に抱かれているのを見てすごく嬉しかった。8月の大阪では見られなかったから。

激しくベースをかき鳴らし、顔を横に背けたり、足を深く曲げてリズムを取ったり、ネックを立てて引き寄せたり、手を振り降ろしてみたりと、体を目一杯使いながら、聴かせるだけでなく魅せる演奏をする丸山くんは、しなやかで力強くて美しかった。

こういう姿こそマルチアングルで見たいもの。

「今回のセットリストはベースが目立つフレーズが多いし、全体的に難易度が高いねん。精一杯の演奏を届けたいなって思う。」

体に響くベースの音、カッコ良かった。

 

目に焼き付いている景色がある。センターステージで ‘’BJ‘’ を歌う安田くん、錦戸くん、丸山くんの並びを横から見た景色。

前列が3人であることを、何故かひときわ意識させられた瞬間だったから。

‘’引き裂いた夢から 溢れ出たのは どんな嘘だったろう‘’ 、ここを歌う丸山くんの表情は、切なくもキラキラとして綺麗だった。

「6人になって、ドラムをたたきながら見える景色が変わったのはたしか。リハのときはまだ不思議な感じがあったけど、本番のときにはなくなっていたかもしれない。」

誰よりも長い時間、変わった姿を目にしていたのは、大倉くんだったかもしれない。

 

‘’ズッコケ男道‘’ で、丸山くんの頬を撫でさする妖艶な横山くんと、戸惑い照れながらも嬉しそうな丸山くんもしっかり見れた。

うん、なんだろう。良いね、メンバーって。

横山くんといえばトランペット。

今回は特に関ジャニ∞の音の中にトランペットがある良さを実感。すばるくんのハーモニカが無くなってしまったからかな。

好きなんです。ドラム、ベース、ギターにトランペットやハーモニカが加わった華やかな音色が。

「演奏できる曲が増えるほどに、上のラインを吹けるようになりたいなって気持ちが大きくなる。」

上のパートが吹けるようになるまで ‘’traffic‘’ を演奏し続けて欲しいと書いたことがある。‘’無責任ヒーロー‘’ もそう。

横山くんの言葉が頼もしいし嬉しい。これからを楽しみに待ってる。

 

「毎公演、何が起こるかわからないほうが当たり前。今までは何事もなく普通にできることを当たり前に思いすぎてたなって。それをあらためて感じられた。」

振替公演で、一段と回復した安田くんを見られて本当に良かった。

‘’ズッコケ男道‘’ でギターが鳴らなくなるハプニングも、その後の村上くんや大倉くんの機転も含めて、生だからこそのワクワク感があって楽しかった。

些細な違いを羨んだりしないで、今、目の前に起こっていることを噛み締めたい。

 

「6人でやっていくという共通認識がある限りは大丈夫やなって。ツアーを通してこの6人でやる形を楽しめた。」

通常営業を目指したという村上くん。とても頼りになる人。

どんなに苦しい状況でも、自分の人生を自分で決めているという意識があれば、意欲的に生きられるし、そこに幸せを感じられると思う。関ジャニ∞はそれを地で行っていると思う。

関ジャニ∞を続けると決めたことも、6人でツアーを敢行すると決めたことも、安田くんが怪我をおしてツアーに参加すると決めたことも、台湾公演を決めたことも、アイドルでいようとしてくれていることも、全部、その選択にともなう覚悟を思うと、胸が震える。

今の関ジャニ∞はこうだと提示してくれるものを見間違えないように、与えてくれる楽しさを真っ直ぐに受けとめたい。

 

今年、巡り合わせと縁があって、8月と振替公演の2回、ライブに入ることができて、雰囲気の違いを肌で感じられたことは幸せだった。