∞の聴こえる部屋で

関ジャニ∞のこと、主に丸山隆平くんのこと、綴ります

ただ未来へ向かって

会見から10日ほど経ちました。

まだ曲を聴くと泣けてくることもあるし、でもジャニ勉を見たら笑えるし、感情が上がったり下がったり不安定だけど、その波も少しずつ穏やかになってきています。

音楽をやっている関ジャニ∞がいちばん好きな、いち丸山担としての今の気持ちを書いておきます。

 

人には、大切な人の人生を変えることになっても、安定した居場所や持てる武器を失うことになっても、夢を貫くことが出来る人と、そうでない人がいるんだと思います。

すばるくんは前者で、私はたぶん後者だから、いつまでたってもすばるくんの選択に同調は出来ないけれど、だからこそ彼の決断が眩しくて、羨ましいのかもしれない。

丸山くんの言葉を借りるなら、''感情論ではどうにもならない'' くらいの強い思いで、新しい場所で音楽を学びたいと思っている、そんな動機を36才になっても持てるんだという驚きとでも言えるかな。。

すばるくんが決断できたのは、関ジャニ∞への確固たる信頼があったからなのだろうとも思うけれど。

 

10代半ばで、大人の導きによってアイドルのレールに乗っかったすばるくんが、アイドルを全うすべく、不本意なことも辛いことも全部呑み込んで、仲間やファンに応えようと必死にやって来た、ように少なくとも見えていた人が、今、自分の意思で望む道へ進もうとしているのなら、それを喜んであげたいし、この先を応援したい。

人生で本当にやりたいことや勉強したいことを見つけて、それを実現してやり続けられる人は、ほんの一握りだと思うから。

 

 

そうは言っても頭に浮かぶのは関ジャニ∞のバンド曲の数々なわけで。

High Spirits、勝手に仕上がれ、宇宙に行ったライオン、侍唄、生きろ、NOROSHI、LIFE~目の前の向こうへ…

ドラム、ベース、ツインギター、アコギ、キーボード、トランペット、ハーモニカ、パーカッション…7人いるからこそ生み出せる厚みのある音楽。

バンドの時の、澄みきって凛としたすばるくんと、ハスキーで艶っぽい錦戸くんと、オラオラだったり泣きそうだったり振りはば抜群の安田くんとの三つ巴のボーカル。そこに深みを添える丸山くん、大倉くん、村上くん、横山くん。

7人のバンド姿が、いつの間にかいちばん好きなもの、ずっと見ていたいものになっていたのだから、やっぱり寂しい。 

常々、丸山くんの声が好きだと言っているし、ノスタルジアだって好きで何度も観ましたよ。

でも強いて順位をつけろと言われたら、バンド曲に依存する割合が大きかったということ。これはもう好みの問題だから仕方ないです。

High spiritsと勝手に仕上がれのハーモニカはどうすんの、侍唄もすばるくんのボーカルが抜けちゃうのって想像するだけで、涙がちょちょぎれる。 

 

そんな寂しくて泣けて仕方なかった状態から引き上げてくれたのは、サタプラの丸山くんでした。

 

こうなったからには関ジャニ∞としてどういうふうに進んでいくかっていうのを、会見という形でファンの方々のためだったり、これからの自分たちのためでもありますし、ひとつ自分たちが進んでいく、6人でこれからツアーもあったり進んでいくひとつの意思として、すばるくんを気持ちよく見送るという気持ちをみなさんにちゃんと共有していただきたい。

これから6人でまた始まっていくので、応援してくださった方々のためでもありますし、自分たちのこれからのためでもありますし、ひとつ覚悟をもった姿を生でみなさんにお届けしていきたいなと思います。ぜひとも変わらず関ジャニ∞渋谷すばるを応援していただけたらなと思います

 

はっきりとした口調で、「こらからの自分たちのため」「6人で進んでいく意思として」という言葉が聞けて良かったと思いました。

 

すばるくんの歌が大好きで…思い出はたくさんありますけど、ずっと一緒にいたんでね。1回目のオーディションが彼と一緒で、初めて雑誌に載ったのも渋谷すばると一緒だったから、思い入れもお互いあるのはある。

 

こんなのを聞いてしまうと、もう一度丸山くんに、すばるくんの横でベースを弾かせてあげてよ、なんて思わなくないけども。

大きなお世話、ファンのエゴ、ですね。

  

サタプラの放送を見て、丸山くんのことを真面目で優しい人だと改めて思ったし、弱そうに見えるけれど、いや実際、会見の時は消えちゃいそうに感じる瞬間もあったけれど、ちゃんと受け入れて強くいられる人なんだなと思って惚れ直しました。

そりゃそうだよね、様々なことを経験してきた立派な大人なんだから。

 

バンドというのは、喜び、怒り、悲しみ、悔しさなどの感情を共有してきた時間が武器になるからぴったりだと評されたこともある彼ら。ということは、今回のことも6人が共有した時間となり、これから過ごす時間もさらに武器となって、6人の音楽になっていく。だから、それを待とうという気持ちになりつつあります。

 

 「すべてのものは過ぎ去り、消えて行く。その過ぎ去り消えさって行くものの奥にある永遠なるもののことを静かに考えよう。」と言った人がいます。

形としての7人の関ジャニ∞はなくなるけれど、すばるくんが言ったように命懸けでやって来た経験と時間の分だけ、目に見えないかけがえのないものが彼らの中に残ったはずで、それはこれからも色褪せないものとしてあり続けるし、私たちも感じることができるのだと思います。

だから、未来へ向かって。

時々過去も振り返りつつ。自分のペースで応援していきます。