すばるくんのこと
そんなこと絶対あるわけないと思っていた。
いつか解散とかそんな日が来るとしても、もっとずっとずっと後のことだと思っていた。
ドームでライブが出来て、METROCKにも出演して、音楽に向き合う真剣さを認められるようになってきた今、グループでのレギュラー番組がたくさんあって、のりにのった状態でデビュー15年目前の今年、まさかメンバーが脱退するなんてありえないだろうって。
だけどそんな打算的な考え方、簡単に打ち砕かれちゃったよ。
中途半端なことが出来ないんだよね。自分の力だけで音楽を追求したいという思いを、少しでも抱えたまま、関ジャニ∞として活動することは出来ないんだよね。
関ジャニ∞が大切な場所だからこそ、100%の気持ちで活動できなくなってしまったなら、脱退という選択しか考えられなかったんだよね。
なんて真っ直ぐな人なんだろう。
適当に折り合いをつけて、ソロ活動もグループ活動もどっちも手に入れたって良かったじゃない、なんてね、汚い大人になってしまった私は思っちゃったよ。
だけど、嘘はつけない人だから。そんなんじゃ、きっと綻びが出てしまう。
記者会見で、人生をかけた決断を告げるすばるくんも、それを尊重して受け入れたメンバーも、眩しくて堪らなかった。
すばるくんにとっても関ジャニ∞にとっても厳しい道になる。分かっていながら、夢を追うすばるくんも、背中を押したいと言った関ジャニ∞も、眩しくて、眩しくて。
「関ジャニ∞というアイドルグループやってます。」って誇らしげに言い放ったすばるくんと、今日、会見を開いたすばるくん。
関ジャニ∞に対する気持ちや、eighterに対する想いは、根底では何も変わってないのかもしれないな。
だけどね、関ジャニ∞をここまで好きになったのは、彼らの音楽に魅了されたからで、そのいちばんの魅力はすばるくんの歌だった。
すばるくんのことはそれほど書いてこなかったけど、すばるくんに引っ張られるように、音楽に力を入れていく関ジャニ∞が好きだった。
それまでジャニーズに興味がなかったけど、すばるくんがいる関ジャニ∞だから、好きになった。
これが偽りのない気持ち。
理屈じゃないんだ。
すばるくんの歌がない関ジャニ∞の音楽を、今までと同じテンションで好きだと思えるか、今は正直分からない。
全員で言葉をくれたことは嬉しかったし、関ジャニ∞のことも、すばるくんのことも、応援していきたい気持ちはもちろんある。
関ジャニ∞というグループも、すばるくんも、横山くんも、村上くんも、丸山くんも、安田くんも、錦戸くんも、大倉くんも、それぞれ尊敬しているし、人として大好きになってしまっているから。
泣きすぎて頭が痛くてうまくのみこめないよ。
すばるくんの人生をかけた決断もそれを受け入れたメンバーの想いも尊重しなくちゃいけないのは分かってる。続々と前向きな思いをツイートするeighterさんたちのエールも素敵だと思う。だけど私は保守的で古い人間だからとてもじゃないけど感情が追い付かないよ。ごめんね。
— じゅね💫🍀 (@junemaru3) 2018年4月15日
最初に感じた思いからちっとも進んでない。
ごめんね。