∞の聴こえる部屋で

関ジャニ∞のこと、主に丸山隆平くんのこと、綴ります

関ジャム完全燃SHOW ♪風

メトロックサーチに忙しく関ジャム完全燃SHOWを見るのが遅くなってしまいました。

今更感もありますが、村上くんのピアノが良かったので書いておきます。

 

トークコブクロさんをゲストに迎えて楽曲制作の裏側、音のプロフェッショナルに注目というマニアックな内容でしたが、黒田さんの話術が素晴らしくて面白かったです。

漠然と音楽が好きという若者が、音楽業界にはこんな職業もあるんだと参考になったりもしたかな。

それにしてもCDやDVDの音源に臨場感を出すためのこだわりが凄い。

果たして作り手の意図するところまで、私の耳と脳が感じ取っているのかどうか、、、なんだか少し申し訳ない気分に。

 

コブクロさんが多室タイプの録音スタジオを使用することについて、エンジニアの方が「同時演奏することで生きた音楽になる」とおっしゃっていました。

本来、生で同じ空間で見て聴くのが音楽の醍醐味だとは思うけれど、CDでもその場の空気感を届けたいっていう気持ちの表れなんでしょう。

 

関ジャニ∞も同じスタジオでズッコケ男道の一発録りやTokyoholic のsession movie を録っていましたね。

すばるくんもソロアルバムで使用していて、ミュージシャンの方と互いの存在を感じながら演奏することにこだわりを見せていて、彼らしいなぁと感じたのを思い出しました。

関ジャニ∞の使用は日常的なことなのか、大人数での録音だったからか、はたまた内装が洒落ているからなのか分かりませんけれど。

 

ライブのときに黒田さんが、いつも同じ伴奏ではつまらないというようなこともおっしゃっていましたけれど、関ジャニ∞のライブにタコヤキオールスターズのようなバックバンドが付くようになったのはいつからだったんだろう。

JUKEBOXのライブDVDは確実にタコヤキオールスターズの演奏が使われていたし、先日発売された関ジャニ∞'sエイターテインメントのライブDVDでの開始4曲の高揚感は、カラオケ音源では生み出せなかったんじゃないかと思います。

関ジャニ∞も、TV番組で可能な限り生演奏をしたり、ライブでバックバンドを付けたり、作り込みすぎない状態のセッション映像を出してきたり(関ジャニ∞`sエイターテインメントアコースティックコーナー前の映像)、「生きた音楽」にこだわってる人たちだと思うけれど、まぁ音にこだわろうと思えばいくらでも出来そうですね。

コブクロさん、古田さんに変態って言われてましたけれど。

 

 

セッションはコブクロの「風」。

 

一筋の風のようなストリングスから始まり、アコギと柔かな音色の丸山くんのベース、そして優しい村上くんのピアノが重なっていきます。

村上くんがとっても気持ち良さそうな表情で小渕さんこだわりのテンポBPM=78を丁寧に刻んでいきます。

 

♪舞い上がる花びらに吹かれて~

丸山くんの低音のベースラインが心地良いです。

 

♪うつむくまで気付きもしなかった~

やっぱり村上くんが気持ち良さそう。

緊張で手が震えていた村上くんはもういませんね。

どなたかに師事してレッスンを受けていると、メンバーが雑誌で話してくれていたのはわりと最近だったような。

忙しいなか凄いなぁ。

 

普段バンドのなかでキーボードは、目立つフレーズがなければなんとなくやり過ごせそうだけど、日テレのカヴァコラでの演奏とかライブでの渇いた花の演奏など、定期的なスパルタ練習があって格段に上手くなったんじゃないのかなぁなんて感じています。

 

間奏に入ってから、ベースラインがとても情緒的。

 

錦戸くんのギターが丁寧に音を刻んでいき、丸山くんが大倉くんを見てタイミングをあわせて次へ。

 

♪人は誰も 恋をして初めて知る

本当の自分の弱さと強さと向き合っていくんだ~

ここからベースもギターも八分で刻んでいくのだけど、小渕さんがBPM=78にこだわったのが分かるような気がします。

ご本人の説明がなかったので全くトンチンカンかもしれないけれど、歩くよりも少し遅いテンポが、切ないけれど歯をぐっと食いしばってひとつひとつ想いを噛み締めているような感じがして、「弱さと強さ」という歌詞とも相まって、悲しくて切ないだけでも頑張るぞと明るく前を向くだけでもない心情にピッタリ来るのかなと思ったりしました。

 

♪あなたを忘れてしまう程の 恋が胸を焦がす日まで~

 

すばるくんの切なさの表現力は、本当に情感に溢れています。

 

♪舞い上がる花びらに吹かれて~

村上くんのピアノが、舞い上がる花びらか吹き抜ける風みたいにキラキラしていて凄く素敵です。

今回のセッション、みんなの音がバランスよくて聴き心地の良いセッションでしたが、特に村上くんのピアノが印象的でした。