∞の聴こえる部屋で

関ジャニ∞のこと、主に丸山隆平くんのこと、綴ります

関ジャム完全燃SHOW ♪ I for YOU

関ジャム完全燃SHOWのヴィジュアル系特集、予告で『I for YOU』のセッションを見てからいつも以上に楽しみにしていました。

若かりし頃、時々CDやDVDを購入して聴いていたLUNA SEA

最初はレンタルCDをカセットテープに落としていたような気もする…。

ライブには行けずじまいで完全にお茶の間ファンでしたけれど。

鬼龍院翔さんの言う「親に紹介出来ないヴィジュアル系」だったからという訳でもないですが。

ものまねしをているコロッケさんを見たこともあるし、徐々にメンバーの髪の毛も下ろされていき、親世代が見てビックリするようなヴィジュアルではなくなっていたはず。

 

セッション曲の『I for YOU』は、もともとSUGIZO原曲で存在した楽曲を、ドラマ主題歌としてRYUICHIがメロディーをかきかえて発表したのだそうです。

懐かしくなって予習のために観返したDVD『FINAL ACT』で、この曲でLUNA SEAを知った人もいるかも、と紹介されていました。

LUNA SEAの楽曲の中ではメジャーな方なのかな。

INORANの滑らかで美しいギターソロや、シンプルなのに重くてうねるような J のベースが印象的で、切なくも張りがあって力強いRYUICHIのヴォーカルが、ストリングスも入れた壮大なラブソングにぴったりです。

私はもうちょっと重めの楽曲が好みですが。  

 

関ジャムバージョンは鬼龍院さん、DAIGOさん、マオさんのトリプルヴォーカルで。

ドラムに大倉くん、ベースに丸山くん。

SUGIZOギターが安田くん、INORANギターがShinjiさんかな。

横山くんのティンパニはオリジナル。

ナチュラルなイケメン仕上がりの他メンバーに対して、ToshIコスプレの鬼龍院さんが面白いことになっています。

 

原曲に耳馴染みがあるほど、原曲とセッションとの差異に耳が行きがちで、違和感と感じてしまうことってありますね。

正直なところ、期待が高まり過ぎていたのか、なんかちょっと違うかも…と最初は曲に乗りきれませんでした。

前奏のギターとティンパニの掛け合いの雰囲気の違いとか、ヴォーカルの違いとかが気になってしまって。

 

でも、原曲やアーティストに対するリスペクトを持ちながら、彼らの解釈で演奏し歌うことそのものに価値があるのだと思います。

INORANの素敵な呟きもありました。

番組を見てくれていたかは不明ですが、気にはしてくれていたのかな。

 

個々の力量がどうこうというよりも、確立されたバンドの楽曲を、誰一人ご本人がいないなかでセッションする、それも普段バラバラに活動している人たちで演奏して歌うとなると、限られた時間で最高の一体感を生み出すのが難しいのだろうな、と思いました。

 

Twitterによる私調べでは(母数限りなく少数)、一部の方にはいまいちの評判だったようですが、ヴィジュアル系を取り上げてLUNA SEAの楽曲をセッションしたこと自体が嬉しかったと呟いているLUNA SEAファンの方もおられました。

ゲストの方々の造詣の深さや彼らからLUNA SEAへの憧憬とか、関ジャニ∞メンバーのゲストやLUNA SEA含めたヴィジュアル系バンドへの敬意も感じられるトークとセッションでしたし、概ね好印象だったのではないかと思います。

  

丸山くんが、Bass magazineで語っていたことがあります。

“迎え入れるホスト側の僕たちがしっかりしていないといけない。”

“ちゃんとしたものを届けなきゃいけないというプレッシャーは常にある。”

楽曲を仕上げる作業手順についても、

“2~3時間でフレーズを覚えて、1音1音の長さに気をつけたり、どのパートの音を聴けばいいのか探る。” と。



今回、丸山くんは新しいベースを使用していました。

大切な日で見せてくれた、スタッグノブのジャズべとやら...。

愛読しているアメブロブロガーさんのところでお勉強してきました。

ボリュームとトーンを調節するツマミがスタッグされていて、ぱっと見ふたつツマミがあるように見えるジャズべなんだそうです。

 

雑誌での発言をとっても、楽曲に合わせて音を探求しベースを替えてくる姿勢をとっても、真摯にそして楽しみながらセッションに向き合っていることが伺えます。

『I for YOU』での丸山くんのベースは、どっしりと存在感を示すバンド曲らしい演奏というよりは、3人のヴォーカルを引き立てるような丁寧な演奏でした。

そういう解釈だったのかもしれないけれど、原曲を聴き慣れた者としては、少し物足りなかったかなぁ。

丸山くんが J のベースを弾くというので、かなり期待もしていたので。 

シンプルなベースラインを個性的に音圧を持たせて弾くのは簡単ではなさそうだけど、今後の課題でもあるのかなぁなんて、素人なのに偉そうですけど、思ったりもしました。

もちろん、いつものことながらヴィジュアル的には最高のベーシストでした。

今後の伸びしろ、楽しみです。

 

すばるくんお誕生日おめでとうございます

渋谷すばるくん、36才のお誕生日おめでとう。

そして関ジャニ∞、13周年おめでとう。

 

ずっと、魂の叫びみたいに歌うすばるくんが好きでした。

最近、ふっと柔らかな表情を浮かべて歌うすばるくんも良いな、と思うことが増えました。

 

もともと欠点のない美形。

なんだか迂闊に触れてはいけないような感じがしていました。

年を重ねて、穏やかな表情が増え、深みのある色気が出てきた今のすばるくん、とても好きです。

 

今も昔も、嘘やごまかしが苦手なことに変わりは無さそう。

でも、仕事で好きな音楽に触れられる時間が増えたからでしょうか。

何かを乗り越えて、呑み込んで、心の持ちようを覚えたからでしょうか。

力みの抜けた柔らかな表情を見せることが多くなりました。

時に可愛らしいくらい。

 

まだまだもっともっと上へ、と貪欲に考えていることでしょう。

でも、闇雲に此処ではない何処かへ、という焦燥は影をひそめたかな。

ちゃんと行きたいところを見据えて、関ジャニ∞を引っ張って邁進している。

そんな自信とか自負とか余裕を感じるようになりました。

 

メンバー7人其々に其々の関係性があるけれど、皆からすばるくんに向けたベクトルだけはなんだか特別に見えます。 

真っ直ぐで、男気にあふれて、潔くて、一度信頼した人にはとことん心を開いて、情が深そう。

周りに居る男たちが、すばるくんの懐に入りたいと思ってしまう魅力があるのでしょう。

 

星団の名前でもある「すばる」は、動詞の「統ばる」が語源だそうです。

「糸で統べたように集まったもの」という意味。

この星の名前を持つすばるくんが9月22日にオーディションを受けて。

星の数ほどいる同世代の若者の中から、様々なことに導かれて集まった人たちが、関ジャニ∞として9月22日に全国デビュー。

ひとつの糸に統べられて今がある。

なるべくしてなった関ジャニ∞

その真ん中に、すばるくんがいる。

魂の繋がりを感じずにはいられません。

 

年齢差はあるけれど、こうして同時代に生きて、彼らの活躍を見ていられることを幸せに思います。

 

METROCK映像~丸山くんがベースについて語った言葉

丸山くんの主演映画『泥棒役者』の主題歌に関ジャニ∞の『応答セヨ』が決定したという嬉しい発表がありました。

昨日、今日あたりに発売される『エイターテインメントジャム』『泥棒役者』関連の雑誌も多くて、何を買ったら良いのか少々混乱気味ですが、こちらの映像もまだまだ満足いくまで観られていない。

ということで、関ジャニ∞のシングル『奇跡の人』期間限定版に収録されている『LIVE@METROCK2017』。

 

心から楽しそうに、気持ち良さそうに楽器を奏で歌う関ジャニ∞のメンバーたち。

音に合わせて揺れる人、人、人の波。

いつものドームとは異なるこの光景を、映像としてきちんと届けてくれてありがとう、と心から思いました。

 

SONGSという番組で、‘’自分達らしさを模索し見出だした一筋の光りがバンドである‘’と紹介されていました。

バンドもやっていくというのは間違いなくメンバーの総意だったろうけれど、その熱量には個人差があったかもしれない。

ライブやCDのメイキング映像で、頻繁に楽器に触れているメンバーがいた一方で、そうでもないメンバーもいて。

丸山くんも、

“ベースもほんまは得意やないけど、みんなのためやったら頑張れる(2012年 for No.∞)”

なんて言っていたこともあるくらいです。

 

今年、音楽雑誌で丸山くんが過去を振り返るインタビューをいくつか読みました。

ジャニーズのベーシストとして初の『Bass magazine』表紙に選ばれて歓喜に湧いたのは良い思い出です。

そこでの言葉。

“このままでは僕はここで弾いていられないと焦ったり”

渋谷すばるの歌のすごさにやっと気づいたときも、これじゃダメだと思った瞬間があってベースを弾くことが怖くなった”

 

音楽と人』ではもっと生々しくて、

“あんなにベースが嫌いだったのに、ベースをこんだけ好きになってる自分が不思議でしょうがない”

“なかなか向き合えなかったし、音を出すのが怖かった”

“プレッシャーでメンバーの前で泣いたこともあったし、嫌で嫌で仕方がなかった”

“(すばるくんのヴォーカルに)自分がベースを弾く意味を見つけてこれでいいんだ、って初めて自分を肯定できた”

関ジャニ∞として過ごした15年間も、長くかかったけど、ちゃんと理解するために必要な時間だった”

 

なんて赤裸々な告白なんだろう。

嫌いだった、怖かった、泣いた。

負の感情剥き出しの言葉を選んで答える丸山くんが珍しい気がして、回想とはいえ少し胸が痛かったです。

 

丸山くんにしてみれば、今はベースが好きだし、不安を克服するだけの練習の仕方や感情のコントロール方法も覚えて、様々な経験で自信もつけたからこそ、不甲斐なかった過去を取り繕う必要なく吐露できるのだろうけれど。

昔、ベースに対して積極的ではないことは知っていたけれど、ここまでの葛藤を抱えていたとは思っていなかった。

同時に、今は自分を肯定できていること、すばるくんがきっかけだったことも伝えてくれて。

ああ良かった、と思ってから観たMETROCKの堂々としたベースプレイを前にしたら、感涙するしかなかったです。

 

盛り上がりを予感させるHigh Spirits

ズッコケ男道での大歓声。

言ったじゃないかのベースとドラム、ハッとするくらいカッコ良かった。

例のベースソロ、すました顔で弾き始めたのに、なんとまだ早すぎたっていう。

「いえぇ、まるちゃーん」から「次、静かな曲やりますぅ」まで錦戸くんは名MCだったし、盛り上がる丸山くんに合わせセッションする大倉くんと安田くんは最高のバンドマンだったし、観客を煽りつつ丸山くんの気持ちも行動も操るすばるくんは最高のフロントマンでした。

ラクルを起こしてしまう丸山くんという人が愛おしいし、それを上手く盛り上げて楽しませてくれるメンバーの機転が素晴らしくて、いや、もう、泣き笑いです。

侍唄、普通にMCして入るよりも、即興セッションからの錦戸くんの愛嬌ある曲紹介の緩急がふわっと心を軽くして、いつも以上に心に沁みました。

2回目のベースソロ、「全くおんなじことやるけど盛り上がったってください」と言われながら、変えてきましたね。

観客を煽るベースの音、見据える表情、「おさわがせしましたぁ!」、うん、カッコ良い。

バンド関ジャニ∞とともに進化してきたLIFE~目の前の向こうへ~を挑戦の場所で最後に持ってきたことに、関ジャニ∞の将来への想いを見たような気がしました。

 

すばるくんのヴォーカルのすごさに気付いて、支えるベースを弾きたいと思ったのは何時のツアーなんだろうか。

大切な気持ちを教えてくれてありがとう。

 

アルバム『ジャム』の特典映像『フトコロノカタナ』 ではこんなことを言っていました。

“僕にとってベースは、いろいろあったけど今自分がここにいる原点かもしれない”

“僕にしか弾けないベースみたいなのを、そろそろ弾けるようになるのがいちばん理想”

 

ベースを始めたばかりの丸山少年は、きっとこんな素敵な未来を思い描く余裕は無かっただろうな。

だけど、嫌だ嫌だと思いながらも諦めて放り投げることはしなかった。

メンバーと一緒にいたことが大きな力になっただけでなく、丸山くんの元々の性根もあると思います。

丸山くんの、誰かのためなら頑張れるという強さが好きです。

理想のベーシストには近づいているかな。

ますますベーシスト丸山隆平から目が離せません。

 

  

安田くんお誕生日おめでとうございます

 

安田章大くん、お誕生日おめでとう!!

 メンバーからは安田くんの優しさエピソードが次々繰り出されるし、画面越しの一挙手一投足でさえ優しさを感じます。

それは誰に対してもそうで、気遣いとか優しさが当たり前のように身についているんでしょうね。 

人としてとても尊敬します。

みんなの心を解かすような笑顔を見せたかと思うと、歌ったりギターを弾いたりするとき急に男らしくなって、ギャップに驚かされます。

表情の豊かさはとても魅力的です。

安田くんから生み出されるものからは感性の鋭さを感じるし、感覚を大切に生きている人なんだろうな。

だけど、雑誌での発言は誰よりもしっかりと自身の仕事や関ジャニ∞の現状を語っていたりもして。

昨年末以降そのことに思い至ってから、安田くんの新たな一面、魅力に気付いたように思います。

頭の中お花畑、なんて言われていたこともあったけれど、全然そんなことなかった。

安担さんたちはもうとっくに知っていたかもしれないのにね。

しっかりとした自己の核の周りに、自然と繋がったアンテナとか、凡人には見ることのできないような世界が、ものすごい大きさで広がっているようなイメージ、そんな人だなと思っています。

安田くんが全身全霊で挑んだ「俺節」も観ることができてほんとうに良かった。

これからも安田くんのあふれる才能でエイターを楽しませてくださいね。

 

別冊プラスアクト~すばるくんの歌

関ジャニ∞の音楽が無い生活、今はもう考えられなくなりました。

他の音楽を聴くこともあるけれど、しばらく聴かずにいると関ジャニ∞の音楽が恋しくなってきます。

7人が奏でる多彩な音楽が好き。

だけど、ファンになった当初に、もっと関ジャニ∞の音楽を聴き続けたいと思ったのは、確かにすばるくんがいたから。

もともと突き抜けるような歌声が好きだったし、その存在感の大きさに、アイドルグループってこんなだったっけと思わすような何かがあったんだと思います。

 

『別冊プラスアクトVol.24』で、すばるくんと関ジャムのエグゼクティブプロデューサー山本さんが対談しています。

 

山本さんから見たすばるくん。

「すごい歌い手だと思います。アーティストとしても、ひとりの男としても、このブレなさが大好きですね。尊敬もしますし...音域が広いとかピッチが狂わないとか、もっとそういうもの以前の、心震わす魂、存在感、声、ですよね。それがライブステージでは何倍も大きく見えて、圧倒的な存在感を見せるじゃないですか。ある種、どこか狂気にもなったりするし...それは凄いと思いますね。」

 

そうそう、そうなんだよね。

技術的に優れているとか、それだけじゃなくて、すばるくんから真っ直ぐに届けられる感情に心を揺さぶられる。

  

ジュニア時代のMステ出演が、すばるくんと山本さんの出会いだそう。

その後、ソロアルバム『歌』をきっかけに、

「すばるのためにいいと思うし、関ジャニ∞のためになるし、絶対成功すると思って」失敗の不安がゼロではないけれど、山本さんからドリフェスのオファーをした、と。

これが翌年の関ジャニ∞でのドリフェス出演、さらには今年のメトロック出演と繋がっていったわけだから、よくぞ決断をしてくれたなと思います。

そしてしっかり期待を上回るパフォーマンスを見せたすばるくんも関ジャニ∞も、さすが仕事のできる男たち。

 

山本さん自身の経歴について、ある冊子で読んだことがあります。

MステにAD時代から関わり、プロデューサーとなってからは出演アーティストを決めるため年間140本くらいの音楽ライブを観て回っていたことや、ドリフェスを企画し開催したこと。

学生時代からトランペットを吹いたりロックバンドを組んだりしていて、音楽で楽しいことを届けたいという思いを持ってテレビ局に就職したこと、など。

 

だから、関ジャムがなんだか迷走していた時期も、歯がゆい思いがありつつも、これだけ音楽を好きな人が番組のプロデューサーにいるなら大丈夫なんじゃないかと、漠然と思っていました。

今回の対談はその答え合わせが出来たような気がします。

 

その関ジャムについても話してくれています。

「(関ジャニ∞が)音楽も出来まっせというところを、始めて半年~1年ぐらいはほかのバンドの人とか、レコード会社の人とか、業界内に知ってもらおうというところから始めました。」

そして「番組も2年経って、、、もう時期やな、と思って」メトロック出演の後押しをした、と。

 

関ジャニ∞の音楽面を表に出すことを、長いスパンで考えてくれていた人が周りにいたんだなと、当たり前のことなのかもしれないけれど、安堵に近い気持ちがおきました。

  

付き合いが長いからでしょうか、すばるくんもなんだかとても嬉しそうで。

「何より、、、(メトロックの)ステージを終えて、帰りにたかおさんが『ありがとう。また1個夢が叶ったよ』って言ってくれたのが凄く嬉しくて、、、いやっ、、、ほんまに頑張ろう!って思いましたね。」

「いやぁ、、、あの、、、たかおさんはテレビ局の方ではあるんですけど、距離感、ファミリー感が、限りなく事務所の人に近いというか。」

「たかおさんが音楽大好きなので、そのたかおさんに『良かったぞ』って思い続けてもらいたいなっていうのは、凄くありますね。」

すばるくんが信頼を寄せているのが伝わります。 

 

 

仕事というのは、人と人との繋がりで成り立つんだと改めて思います。

ある時パッと集まって、パッとやって、それで終わり、じゃないんだよね。

思い通りにならないことや不満のひとつやふたつ、あるかもしれない。

だけど、そこを乗り越えて信頼関係やお互いを敬う気持ちが繋がれば、また次の良い仕事へと繋がっていくんだよね。

 

すばるくんもそうだけど、関ジャニ∞のみんなも、人と人との繋がりをとても大切にしているなと、雑誌のインタビューなどを読むにつけ思うことが多いです。

 

私たちファンは、何かとテレビ番組やテレビ局、事務所、果ては楽曲提供者にまであらゆる不満を口にしがちだけれど、大切な関ジャニ∞が繋いできた大切な縁なんだから、そこに敬意を払って、あまりにも度が過ぎる文句は慎まなくちゃいけないな、なんて考えたりもしました。

たまに吐く小さい不満は許して欲しいけど。

 

すばるくんの歌と言えば、自担である丸山くんも『音楽と人8月号』で愛をこめて語っていました。

「あるツアーでソロで唄ってる時に彼の声を聴いて、僕、すごいヴォーカルの人と一緒にやってるんだな、と思って、ライヴ中に感動したんですよ。」

そして、

「この人をちゃんと支えて、自由に唄える音を出したいと思った」と、ベースに向き合うきっかけになったとも。

大きな影響を受けているな、丸山くん。

何年も一緒にやって来たメンバーに、これ以上ないくらいの尊敬の気持ちを持てるというのは、素敵な関係だと思います。

真摯に仕事に向き合い全力を尽くす人たちだからこそ生まれる感情かもしれない。

他のメンバーも、丸山くんほどあからさまでないにしても、すばるくんを特別扱いしていたふしがありますよね。

今も、関ジャニ∞の音楽の中心はすばるくんなのだろうけれど、少しずつその程度が均らされてきているような気もします。

丸山くんからすばるくんへの思いは、今もって過去最高のようだけど。

 

先の『プラスアクト』での対談で、すばるくんの歌や音楽に対する意識がフラットで軽やかになってきている、という話題が出ています。

「この番組(関ジャム)が始まるころとかは、経験がないことやから怖かったし、今よりも自分自分っていう部分も、、、いいように言えば俺が頑張らな!みたいに思ってたとこもあったかもしれへんし。」

それが、関ジャムで経験を積むうちに、

「人に委ねられるようになったというか、それはメンバーの存在が一番デカイですけど。一緒に成長していけてる感じがありますね。」

と変わっていったようです。

 

メンバー同士、互いの存在の大きさを伝えあう関ジャニ∞、最高で最強です。

 

関ジャム完全燃SHOW ♪鯨の唄 ~やっぱり丸山くんの声と瞳から離れられない

 

丸山くんがボーカルで参加したセッション、Mrs.GREEN APPLEさんの「鯨の唄」。

 

丸山くんの歌声を聴いて初めての感覚に息を呑みました。魂が震えるような感動、とでも表現したら良いのでしょうか。

今までも声や瞳が好きと言ってきたけれど、まだまだ新たな感動を伴って、‘’好き‘’ が上書きされるんだな。

 

 

最近の関ジャニ∞はテレビも雑誌もバンド推しのことが多く、バンドの彼らが大好物な者としては非常に嬉しく、特に丸山くんのベースが注目されたら小躍りして喜んでいました。

ベースを弾くときの伏し目がちの真顔。

たまに眉間を寄せる表情。

漏れ出る色香はたまらないものがあって。

がっしりとした上半身と長い足が際立つ立ち姿。

弦を這う男らしい大きな手と指。

ベースをかき抱く仕草。

丸山くんを構成する全てが艶っぽくて。

たとえ歌うパートが少なかったり無かったりしても構わないと思えるくらい。

関ジャムの音源を日々、車の中で聴くくらいには、丸山くんのベースの音も愛しています。

いや、違いがわかるとか、聴き分けが出来るとかでは全くないです。

丸山くんの音だと思って聴くと愛着がわくという、ただそれだけなんですけれど。

ベースの音を追うだけでも満たされていたはずなんですけど! 

今回、久々にずっとボーカルというパフォーマンスを見たら、完全に心を持っていかれました。

最初から最後までボーカル。

この威力、凄い。

  

 

セッション前のおしゃべりも丸山くん。

ジャムセッションがちょっと言いにくそうで、「今回、僕、ボーカルやらさせてもらうんですけど、、」って目を伏せながら話す声からも緊張が伝わります。

 

テレビ誌によると、久しぶりのボーカルに緊張気味だったが、バンドメンバーたちと積極的にコミュニケーションをとり楽器談義に花を咲かせていたそうです。

丸山くんは「ベースを持っていないから変な感じ(笑)」と言いつつも、合間にひたすら歌の練習をしていたんですって。

 

で、セッション。

前奏では右手で太腿を叩きながらリズムを取っている丸山くん。

 

 ♪散らばっちまったアイデンティティーが 気づかぬうちに形になった

甘くて優しくて。

でもただ甘いだけではなくて。

寂しさも孕んでいて、ほんのり芯の強さも感じさせるような丸山くんの歌声。

すっとマイクを撫で下ろす左手。

ちょっと肩をすくめるところ。

視線を落としがちに歌うところ。

生命が輝き出す前の不安を感じさせるような不思議な動きのメロディーと、丸山くんの声や仕草が良く合っています。

 

 ♪光を纏った水しぶきが 時間をかけてかけて落ちるのを見た

まばたきもせずに大森さんを見つめて、最後押し出すように歌ったあと、パッと天を仰ぎながら視線を外すところがとても感情的。

右手を大きく振りながら身体全体でリズムを取っていくところも、輝きを放ち始める歌詞とリンクしているよう。

大森さんの歌声は、若く汚れの無い瑞々しさ。

二人で一緒に歌うところは、大森さんの張りのある高音と丸山くんの暖かい低音のハーモニーが力強く耳に心地良い。

 

間奏のあと。

  ♪手を挙げて叫んでいるのも 誰かがきっと見てるから

この歌でいちばん優しくて切ない丸山くんの歌声。

反して、表情は何かを訴えるような強さを滲ませていて、大森さんをしっかりと見据えている。

丸山くんの瞳には吸い込まれそうな深さがあって、その瞳の奥を覗きたくて目が離せなくなります。

それを受ける大森さんが、柔らかな微笑みを浮かべて怖がらないでって歌うから、まるで救われたような感覚に。

そして、ジャジャジャン♪

 

    ♪いつまで、悲しんでいるの? ここでちゃんと見ているから

ここで丸山くんの歌声のトーンがひとつ上がったように感じます。

しなやかな強さを纏った明るい声。

表情も晴れやか。

 

大森さんの歌唱力や曲の持つ力に依るところが大きいのだろうけれど、丸山くんもしっかり曲を受け止めて寄り添ったからこその声色、仕草や表情なんだろうな。

 

 

映画『泥棒役者』の監督である西田さんが、丸山くんについて「世間一般の明るい印象と寂しげな印象を持っている」と言葉にしておられます。

瞳の印象なのかな。

声もそうかも。

ふっと寂しさを感じる瞬間がありますね。

おそらく多くの丸担さんは、とっくに気付いていて、丸山くんの魅力のひとつとして惹かれているのだろうなと勝手に思っています。

丸山くんの表現する鯨の唄は、光と陰のバランスが絶妙でとても魅力的でした。

 

ベースも良いけど、やっぱりボーカルも良いな。

フロントで表現するから、曲がその人の色になる。

もちろん、「鯨の唄」は丸山くんだけではないから、大森さんの色が大きいのだろうけれど。

近距離で向き合う立ち位置がそうさせるのか、二人が歌で通じあっているみたいで、作り出す世界観が熱をもってテレビ画面越しにも伝わり、自分の鼓動が速くなるのを感じました。

これぞ、セッションの醍醐味です。

  

テレビ誌ですばるくんと横山くんが丸山くんの歌についてコメントしていました。

「ボーカルのマル、なんや新鮮でよかったわ。今日の歌、マルの声にすごいあってたと思う。」

「あそこにハモれるなんてすごいわ。マルの器用さが改めて分かったよね。あれをこなせるマルって職人やなと思った。かっこよかったです。」

メンバーからの褒め言葉って、丸山くんも嬉しいだろうけれど、私もとても嬉しい。

 

 

念願だった“あの曲”もやってくれた関ジャニ∞'sエイターテインメントジャム

 7月22日 京セラドームに行ってきました。

年始に続き2度目となる関ジャニ∞のライブです。

 

 

 

どの曲でだれそれがこんなことしていた、という詳細なレポはできないけれど、やってくれて嬉しかった‘’あの曲‘’を中心に感想を。

 

まず、19日がお休みだったのでグッズのプレ販売に行きました。

パンフレットと、丸担さんたちの間で過去最高にカッコ良いと評判のうちわを買おうと決めていました。

人生で初めて手にしたアイドルのうちわは、丸山くんのあまりのビジュアルの素晴らしさに直視するのも照れるレベル。

あと、ドーム周辺が暑くて汗をかき、つい「タオルを一枚」と言っていました。

日常でも使いやすいデザインだし、ライブの時は首にかけて汗をせっせと拭けたので良かったです。 

 

ライブ当日は時間ギリギリ、オープニング映像の途中で席に着きました。

メインステージにはすでにバンドセットがスタンバイ。

え!? え!? とあたふたと飲み物やうちわやペンライトを取り出していると、間もなくメンバー登場。

からの 「High Spirits」、いきなりバンドで来るなんて、心の準備が出来てな~い!

 

メトロック以降の雑誌やテレビにおける怒濤のバンド押しを考えても、札幌初日の朝、サタデープラスで見せた丸山くんの緊張具合からしても、今回はバンド曲多めかも、なんて期待はしていたんです。

アルバム「ジャム」も、リード曲が「今」と「青春のすべて」だからバンド色が薄そうに見えるけれど、「侍唄」「S.E.V.E.N転びE.I.G.H.T起き」「NOROSHI」「生きろ」「Traffic」と明らかなバンド曲が収録されています。

「夢への帰り道」は1個前の記事でバンド演奏して欲しいと書いた曲。

さすがに、これだけ急に村上くんを真ん中にした編隊にってわけにはいかないから、その希望は外れちゃいましたけど、ちゃんとバンドで披露してくれました。

 

で、やってくれて嬉しかった‘’あの曲‘’一つ目は「勝手に仕上がれ」。

丸山くんが大切な日でハマくんの名前を挙げていたから、あるんじゃないかと思っていたし、むしろやって欲しすぎて、やってくれると思い込んで、こんなツイートもしました。

 

 

CONTDOWN TVで、丸山くんや大倉くんが「勝手に仕上がれ」を練習しているところが映っていたことも、期待値を上げていました。

この曲は、丸山くんがOKAMOTO'Sとの打ち合わせにも参加し、頑張らないとできないようなスラップをいれて欲しいと頼み、CD音源のベースも自分で弾きたいと申し出たという、思い入れのある曲。

関ジャニ∞の元気が出るCD」で、曲を聴いてクレジットに丸山くんの名前を見たときには、飛び上がるくらい嬉しくて感動したのを覚えています。

なのに、ライブ映像には7人での映像が残らなかったんですよね。

何が悲しいって、丸山くんの演奏を聴きたいのに、7人じゃない演奏なんて何度も観たくないから、なかなか見返せない。

だから、「High Spirits」が始まったときは鳥肌が立ちました。

「勝手に仕上がれ」も来る!って思ったから。

席は少し遠かったけれど、ズンズンとおなかに響く彼らの演奏する音が愛おしくて心地よくて。

音が反響したり、ある音程が届きにくい席なのかなと感じたりもしたけれど、それも生だからこそ。

汗を滴らせながら全力で演奏し、熱唱する彼らと同じ空間に居られるだけでテンションが上がりました。

ベースの音はよく聴こえるし本当にカッコ良くて、きっと脳内でドパミンが大放出されていたと思います。

ベースを操る艶っぽい丸山くんがモニターに抜かれるたびにドキドキして、でもベースだけのアップのときはお顔とセットで映してくださいと思ったりして。

映像化の際は、どうかベースから上を映したマルチアングルをお願いしたいです。

 

次にやってくれて嬉しかった‘’あの曲‘’は、「Sorry Sorry love」と「WASABI」。

以前から、丸山くんが踊るときのしなやかな動きが大好物でして。

長い手足を大きく動かすところとか、腰の落とし方とかくねらせ方とか、キメポーズの角度とか、真顔で踊る表情や眼差しとか、全てが色っぽくて、観ているといつも息をするのを忘れてしまいそうになります。

表情はモニターでしか見えなかったけれど、遠目でも姿形で丸山くんとはっきり分かったし、ダンスのしなやかさは堪能できました。

WASABI」は「元気が出るLIVE」映像のリベンジだから、特に大倉担さんは嬉しかったと思うけど、私も7人揃ったダンスが見られて、映像化されると思うと嬉しかったです。

「JUKEBOX」映像の「Sorry Sorry love」は丸山くんの上ハモの声が入ってない箇所かあると思うんですよねぇ。

好きな曲だし、丸山くんの切ない表情も味わえるので、もう一度くらいやって欲しいと思っていました。

 

その他、印象に残っていること。

バンドのとき、ベースを持ち替える丸山くんを双眼鏡で見ていました。

歌っているわけでも演奏しているわけでもないのに、その仕草になんだか萌える。

一度は生で丸山くんのピック投げを見てみたいと思っていたけれど、それは見逃したみたいで、残念。

 

ノスタルジア」はダンス曲にしてくれて良かったと思いました。

緑色のバレエダンサーみたいな衣装で踊る丸山くんと大倉くんが儚くて素敵でした。

錦戸くんと安田くんもちゃんと観たかったけれど、なにせステージが離れているし目が足りない。

美しいダンスを魅せながらハーモニーもしっかり聴かせていて、ユニット決めでは年上3人ありきの残りみたいだったけれど、年下4人の良さが存分に発揮されていて、感嘆のため息が出るようなパフォーマンスでした。

 

すばるくんの、力強く絞り出すような「宇宙へ行ったライオン」を聴いて、すばるくんの歌が好きだということを再確認しました。

でも「青春のすべて」の2番の歌い出しのような、しっとりと歌うすばるくんも好き。

 

「Traffic」だったか「生きろ」だったか、横山くんのトランペットがきれいな音が出ていてすごく良いと思ったはず。

 

「夢への帰り道」は、丸山くんの歌声があたたかでベースも柔らかでますます好きになった曲。

ピアノが素敵だったはずなのに、村上くんの演奏をちゃんと聴いていなかった気がする。

あまりにも記憶が薄くて、自分のポンコツぶりにがっかりです。

 

丸山くんのベースソロは「Tokyoholic」の前だっかな。

黒いベースがよく似合って、奏でられる低音にゾクゾクしました。

 

楽しみにしていた「JAM LADY」の丸山くんパートを聴き届けたられときには、思わずニヤついてしまいました。

やっぱり吐息混じりの色っぽくて良い声。

 

「DO NA I」は生で聴くと、なおさら楽しくてノリノリでペンライトを振って踊っていました。

丸山くんのパートも待ち構えるようにして聴きました。

やっぱり丸山くんのがなる歌い方は秀逸、最高です。

 

「キングオブ男」ですばるくんと錦戸くんの、つっぱって~握手を初めて近くで見て、そわそわしました。

 

「Answer」は横山くんの歌声がまっすぐで良いなと思った覚えがあります。

若い3人の写真が歌詞と相まって感慨深い演出でした。

 

「えげつない」は、大倉くんと安田くんのラップバトルのとき、ひとり踊る丸山くんが想定外で、リズムの取り方が上手くてカッコ良いなと思いました。

 

ジュニアくんだけで踊る場面があったと思うのだけど、モニターに佐藤さんとかPeachさんとか大西さんとか濱崎さんとかおなじみの面々が映ってホッコリしました。

 

「純情恋花火」も生で聴けて嬉しかったです。

浴衣に花火の演出は夏らしい情緒があって良いですね。

終盤、菩薩のような静な微笑みをたたえて通り過ぎる浴衣姿の丸山くんが、美しくて目が釘付けでした。

 

丸山くんが終わりの挨拶のとき、落ちついた声でしっかりと届けてくれた「辛いことも楽しいことも共有していきましょう」という言葉が心に沁みました。

 

 

冬の「関ジャニ∞'sエイターテインメント」は、メインステージがドームの真ん中にあり、バンド曲やダンス曲の時も近くに感じたし、サブステージや外周トロッコでメンバーが近くに来ることも多かったように思います。

丸山くんがこちら辺りを見てくれたと感じられる瞬間もあって、嬉しかったし印象に残っています。

それに比べると今回は、バンド曲やダンス曲が披露されるメインステージやバックステージが、私の席からは離れていて、メンバーとの距離が遠い時間が多く、実は少し寂しいなと思ったりもしました。

それでも、やって欲しかった曲や好きな曲が目白押しで、体感としては短く感じました。

ほんとうにあっという間でした。

えっ、もう終わり!? って時計を見たほどです。

それだけ充実した楽しい時間だったということです。

 

今回の「ジャム」ライブが映像化されたら、おそらくどのライブ映像よりも繰り返し観ると思います。

家でライブ映像を観るときは、初見以降、お手振り曲はついつい飛ばして、バンド曲やダンス曲を中心に観ることが多いのですが、現場にいるとお手振り曲で近くに来てくれるのも嬉しかったりするんだな、ということにも気付きました。

元気が出るLIVEやメトロックのことも考慮したセットリストだったろうし、関ジャニ∞はちゃんと自分たちのやりたい方向性も意識しながら、ファンの想いにも寄り添って楽しませようとしてくれていると感じました。

バンドだけのライブが良いとか、もっとダンスをして欲しいとか、バンドばっかりは嫌だとか、お手振り曲はいらないとか、もっと近くに来て欲しいとか、好き勝手言うのが申し訳ないくらい。

すべての要望にこたえるのは無理だけど、全く無視もしない、そういう人たちなんだな、関ジャニ∞って。

また、楽しい時間を共有したいなと思いました。

 

最後にご褒美ももらいました。

頭上にスーッと一本の銀テープ、息子がキャッチしてくれました。

村上くんのです。

記念に大事に取っておこうと思います。