∞の聴こえる部屋で

関ジャニ∞のこと、主に丸山隆平くんのこと、綴ります

関ジャニ∞特番~ジャニ勉リニューアル、丸山くんにふさわしい場所

子供の春休みが終わり、ようやく関ジャニ∞の特番などの録画をゆっくり見直すことが出来ました。

 

春休みに入る前、子供が学校の先生から聞いてきた話をひとつ。 

『Anyone is cut out for something.』という英語の言いまわしについて。

訳すと、『誰にでも何かしら向いているものがある。』

cut out には、元々「布から型に合わせ切り取る」という意味があり、転じて○○に向いているという意味になるそうです。

 

『誰でもが、何かのため、何かを為すために、この世に切り取られてきている。』

自分はどのような素材の、どのような色柄の『布』なのか。

それを活かせる『服』はどんなもので、自分はどのように切り取られているのか。

時に、自分はこんな『服』になりたかったんじゃないと思うことがあったとしても、必ず誰にでもなるべき『服』が用意されているのだから、人はそれを探しながら生きていくのでしょう。

子供には、ほんの些細なことで良いから「何かのため、誰かのため」を考えていられる人であって欲しいです。

 

そして、ジャニーズのアイドルとしてこの世に切り取られてきた丸山くん。

彼にとって人生はまだまだ前半だから、アイドルとしての姿、芸能人としての姿だけが、彼のあるべき姿だと断定はできないし、彼の本心を知る由もないけれど、芸能界で活躍する姿を見るにつけ、今はこの場所に来るべくしてやってきたと感じてくれていたらいいなと思います。

 

 

 

最近見た番組の中から印象に残った場面をいくつか。

  

 

関ジャニ特命捜査班7係、景気イイ芸能人の副業に潜入! 

 

堂々としていて面白さもある横山くん、村上くん、安田くん。

テンション低めながら、落ち着いてしっかり突っ込んだりもする大倉くんと錦戸くん。

ソワソワしっぱなしのすばるくん。

おっかなびっくり感満載の丸山くん。

それぞれ個性的で楽しいロケ風景でした。

スタッフさんの関ジャニ∞いじりも秀逸で、メンバーが気持ちよく反応してくれるから、スタッフさんもいじりがいがあって楽しいのでしょう。

 

私的見どころは、丸山くんがほほえみデートのお返しにと、錦戸くんに刺繡を施したタオルをプレゼントする場面。

なれない刺繍をチクチクしながら、

「ひと針いれるごとに彼との思い出が蘇る」と真剣な表情で語る丸山くん。

スタジオで「あの時のお礼をやっと出来るなって、宜しければ受け取ってください」と錦戸くんに向き合います。

刺繍は、拙い文字の“やきそば”“マヨネーズ”に“丸山”も。

刺繍の出来映えを見て、メンバーが口々に茶化す中、

「亮ちゃんの好きなものを刺繍した」と聞いているこっちが恥ずかしくなるよう台詞を言ってのけます。

 

 

それを聞いてくすぐったそうに照れる錦戸くんも、

「ヘタクソ具合が嬉しいじゃないですか」と慣れない刺繍を頑張った丸山くんのその心意気が嬉しそう。

「ちゃんと感動してる!?」と錦戸くんの反応に驚きを隠せない(ふりで突っ込む)横山くんに対して、「なんで? せえへんの?」と感動することが、さも当たり前と言わんばかりの錦戸くん。

ほほえみの二人が文字どおり微笑ましくて、顔がにやっけぱなしでした。

 

「Dear Eighter」で丸山くんは錦戸くんのことを「彼とはちゃんとぶつかった方がいい人」と評しています。

錦戸くんは丸山くんについて「むかしから、オマエとか一方的にキレてる。」と語っています。

子供から大人へと成長する多感な時期を共に過ごし、遠慮無く本音で言い合う時期を経て、今、良い距離感でお互いを尊重しあえる関係に落ち着いているのだろうな。

二人の関係性の根っこ部分は変わらないまま、ほほえみデートで強まった関係がさらにまたひとつ良いものになっていたら嬉しいな。

 

 

 

MBS65周年特別番組アーっと驚く!カンサ偉ジン博覧会

 

本放送の前日、番宣のために出演した番組で、丸山くんは後輩の中間くんにこんなことを言っていました

 

 「ラジオ1本持ってかれたんですよ。生放送3時間のやつ持っていかれたんです。」

思ったことをわりとすぐ言葉にするのは、丸山くんの素直な性格の表れ。

人当たりが柔らかで真面目という、そもそもの前提があるから、少々毒を吐いても嫌味に聞こえません。

レコメンは、丸山くんもラジオならではの雰囲気を楽しんでいるようでしたし、交代は残念だという気持ちがなかったわけではないと思います。

でも現状に留まることを良しとせず、常に上を目指し続ける彼だから、後輩くんへの恨み節などあるわけないですね。

この発言によって場が和み、中間くんとの先輩後輩の親しげな関係性も垣間見えて、可愛いなあなんて思って聞いていました。

 

さて翌日、特番の生放送本番ですが、番組のタイトルコールでいきなり噛みましたね、丸山くん。

 

フット後藤さんに突っ込まれて、「3秒前でグッと緊張した」とあっけらかんと話していました。

本当に愛すべきキャラクター。

完璧に物事が進まないところが気になって愛しくてたまらないです。

 

MCでは言葉遣いなどに危なっかしさを感じることもありますが、丸山くんの持つ冬の日だまりのような控えめで穏やかな物腰は、番組全体の雰囲気作りに果たす役割が大きく、少々の心許なさを補って余りあると思います。

丸山くんの素直で飾らない語り口は、フット後藤さんや東野さんやヒロミさんなど鋭いながらもまったり気味の突っ込みと一緒になると、温かさや親しみやすさが増します。

 

サタプラのような健康番組とか、今回のMBS特番のような頑張る人が出演して、誰も傷つかないバラエティのMCには、丸山くんの見た目の麗しさとか品の良さが合っているし、好印象に作用していると思います。

 

以前一度だけあった、一般人の印象とのズレ具合によって穴に落ちる番組、あれはちょっと下品で丸山くんには合わないよ。

横山くんも外れて良かったと個人的には思っているし、政治的イデオロギーがちらつくワイドショーや報道系番組なんかのMCにもならなくてよろしい、と勝手ながら思っています。

 

 

 

MUSIC STATION 3時間SP


3月のプレミアムフライデーのこの日は雨の中、屋上からのパフォーマンスになりました。

最初から最後まで全く寒さを感じさせない丸山くんの笑顔と立ち姿には、様々な方面への気遣いを感じました。

演者が寒そうにしていたら、この演出を考えたスタッフさんも気に掛かるでしょう。

おそらくメンバーより長く雨にうたれた番協の人たちを楽しませようという気持ちがあっただろうし、テレビの前で悪天候を心配するファンにも思いを馳せてくれていたかもしれません。

「なぐりガキBEAT」と「がむしゃら行進曲」のSPメドレーは、エイトみんなが楽しそうでとても良かった。

歌声もよく響いて素敵なコーラスを聴かせてくれました。

彼らを見たら100%笑顔になれる。

これってすごいことです。

尊い

 

 

 

関ジャニ∞のジャニ勉

 

10周年を迎えてリニューアルされました。

セットやオープニング映像が大人っぽくなり、内容もトーク中心に変わりました。

バーのようなセットでのオープニング映像はスーツでビシッと決めていて素敵です。

 
私がジャニ勉を見始めたのは、2011年の楽しんごさんゲストの回からです。

以降、メンバーが自由にワイワイする姿や即興演技や丸山くんの数々のギャグやキャラクターを見てきました。

 

すばるくんと丸山くんが共鳴する桃太郎とか、

安田くんと大倉くん演ずる不良兄弟に絡まれる短ラン姿の丸山くんとか、

上半身裸でマイクパフォーマンスに挑むセクシーな丸山くんとか、

みんなが笑うまで全力でかけまわるお坊さん姿の丸山くんとか、

即興コラボwith丸山ダンサーズとか、

メンバー全員で臨んだミュージカル風民衆の歌とか、

悪ふざけが楽しい枕投げとか、

お決まりの「さかなっさかなっ」や「あうあう~」とか、さよならおじさんとか、

たまにはカッコ良く走り高跳びを決めちゃう丸山くんとか、

お値段丸ごとSHOW TIMEの丸山くんのダンスとか、、、

もう見られないのかと思うと少し残念だなと思っていました。

 

ただ、知ってんKNOW前の丸山くんはソワソワさせられることがあるので、コーナーが無くなって少しホッとしているのも本音です。

丸山くんがギャグをするのは嫌いじゃないし、本人が好きでやっているのならお好きにどうぞと思うし、メンバーが笑わないのも全く気にならないのです。

ちゃんと丸山くんのいろいろを分かったうえで笑う時と笑わない時があるのだと思うから。

メンバーが笑わないのにつられるようにして客席が冷ややかな時に、ちょっとだけ早送りしたくなるのです。

 

リニューアル第一回目ですが、丸山くんけっこう体を張って動いていました。

自ら嬉しそうにやってみるところ、フットワークの軽いところ、好きです。

 

ゲスト俳優さんが尺八、安田くんがギターでセッションする際には、タンバリンとカスタネットでこっそり参加。

 リズムを取りながら軽快に歩いていきます。器用で音楽センスの良さを感じさせるところも好きです。

メンバーには邪魔ってヤジられちゃいますけど、これは丸山くんのサービス精神のなせる技。

それに対して茶々を入れるメンバー、そこまで含めて関ジャニ∞

丸山くんにはこれからも目一杯、舞台を大きく使って欲しいです。

 

 

だらだら書きましたが、丸山くんをテレビで見ていて不快な気持ちにさせられることは、まずありません。

丸山くん自身が楽しんでいるのはもちろん、たとえしんどい時でも視聴者やファンのため、共演者のため、スタッフのためという視点が常にあるからなんだと思います。

 

きっと、アイドル、芸能界という場所は、丸山くんが見つけた丸山くんにふさわしい『服』なのでしょう。

少なくとも今は。

彼がその『服』であり続ける限り、応援していきたいなと思います。

 

 

 

関ジャム完全燃SHOW ベース特集と♪カミナリとアルバム『ジャム』

今回の関ジャム完全燃SHOWはベース特集。

KenKenさん、ハマ・オカモトさん、根岸孝旨さんをゲストに迎え、熱いベーストークが展開されました。

ハマくんのインスタによると、

「目立たなくても良いパートであるベースという楽器の面白さを、素人の方にもわかりやすく、目で見て耳で聞いて理解できるように紹介したい」

という関ジャムスタッフさんの熱意が始まりだそう。

スタッフさんの思惑通り、素人である私にはわかりやすく、ベースをやっている人もきっとテクニックなど勉強になったのではないでしょうか。

 

楽曲において、印象的なベースラインは耳に残るし、目立たなくても良いなどとは思わないけれど、バンドをするときに積極的にベースを選択する人は多くはないのかな。

 

丸山くんがベース担当なのは、KinKi Kidsのツアーのときに集められたジュニアのギター経験者の中で、背が高いという理由で転向を指示されたからでしたね。

初めは地味で好きじゃなかったとか聞いたこともあるような。

 

根岸さんも元ギタリストで、友達のバンドのベーシストのピンチヒッターから。

ハマくんは、友人と入部した軽音部で競争しなくていいパートだから選んだと。

皆さん、消極的理由。

その中でKenKenは、小学3年生ですでに90年代 L.A.のベーシストに憧れを持ち、日本人第一人者になるべくベースを始めたとか。

迷いなくベースだったんですね。さすが、音楽一家の息子さん。

 

始まりはどうであれ、何事においても、好きだとか上達したいという自発的な気持ちは大きい。

関ジャムが始まってから、特にハマくんに教わってから、丸山くんのベースとの関わり方やセッションでの変貌ぶりを見ていると実感します。

食事の際もベースをかかえていたハマくんが、「マル氏は相変わらず練習熱心でバッチリだったなあ。」と書いてくれていたし、丸山くんも教わったスラップの練習をしていると言っていました。

きっと、やれることはやっているという自信も生まれてきているのだろうな。

技術的なことはわからないけれど、TVでの丸山くんのベースの聴こえかたが変わったと素人ながらも思うんです。

単にミキシングの問題でなく、ちゃんと音のピラミッドの土台になっているという感じがします。

この日、KenKenのプレイを見て丸山くんに生まれた二つの感情、「こんなプレイ出来るようになりたいな」と、「あ~もういややな」。

これからもずっと前者が勝ち続けますように(笑)

 

解説によるベースの役割のひとつ、バスドラムのリズムに音程をつけ、音の長さによって雰囲気を変えるというもの。

過去に丸山くんがセッションで弾いた曲だと、

「チャンピオン」「メリーアン」

「Slave Maker」「虹」「Progress」

「夢の外へ」「轍ーわだちー」

などで顕著なのかなと思いました。

ベースの音色で曲のおおまかな雰囲気やノリが作られるている感じがします。

 

さらに、メロディー楽器としての役割。

過去のセッションで丸山くんのベースラインが印象的だったのは、

「この夜を止めてよ」「ハネウマライダー

深愛」「恋におちたら」「監獄ロック」

「shelter」「秋桜」「涙そうそう

「YELL」「さくら(独唱)」

などでしょうか。

いずれもベースラインにとても惹かれます。

間奏での演奏が魅力的な場合もあるし、対旋律を担うことも。

 

一曲の中で、リズム楽器になったりメロディー楽器になったりすることもあるし、実に魅力的な楽器ですね。

それを弾いている彼がいちばん魅力的って話もありますが、、、

 

 

 

 

セッションはRIZEの「カミナリ」。

KenKen、ハマくん、丸山くん、大倉くん、錦戸くん、すばるくんで輪になってのセッション。

2/22の大切な日に、ある人にベースを見てもらって弾いてもらったと書かれていたから、21日の収録でしょうか。

 

いきなりの丸山くん、バリバリとカミナリのように響く低音にドキドキ。

激しく動く右手に視線はくぎ付け。

途中、KenKenの指さし合図のあと、丸山くんのベースがアップになるのが良いですね。

胴体部分だけなのに妙に色っぽくて。

どんな表情してるんだろう、、と想像力をかき立てられる。

後奏で、跳ねるようにリズムをとって弾く姿も良かったな。

 

大倉くんのシンバル多数のドラムセットはかっこいいし、頼もしい背中が見られる角度が新鮮。

縦ノリしながら激しくドラムを叩く姿は、こちらも顔が見えなくても素敵です。

錦戸くんはいつ見てもカッコ良いし、歌もギターも落ち着いていて、安心感すら感じます。

すばるくんは、激しいロックを単に叫ぶのではなく、力強く太く歌っていて、やっぱり大好きなボーカリストです。

すばるくんが居るから、カミナリのようなハードな曲もどんとこいですな。

 

本家では、KenKenがずっと激しくプレイしているだろうから、RIZEファン、KenKenファンの人には物足りなさがあったかも。

でも、KenKenとハマくんお二人の笑顔に見守られるようにして、ソロを弾く丸山くんを見られて嬉しかったな。

謙虚で真面目なのに、どこか年上らしくなくて可愛らしいところが、きっと好かれているんだろうな。

丸山くんも、セッション前のトークではプレッシャーでヨレヨレだったのに、それを良い緊張感に変えて臨めていたのか、ほほ笑み返す余裕もあったみたい。 

 

 

 

 

そして、アルバム『ジャム』発売の告知。

事前に公式が大事なお知らせがあるというから、フェス?なんてわくわくしていたのだけど、違いました。

でも、負けないくらい、いえ、ファン皆が恩恵を受けられるという点ではフェス以上にわくわくするお知らせかも。

 

水野良樹さん、ユニコーン、BEGIN、岡崎体育さん、蔦谷好位置さん、さらにまだ名前を伏せられている大物からの楽曲提供。

蔦谷さんは、何度も出演されているし、次のアルバムに楽曲提供あるかもと思っていましたが、まさか他にもこんな豪華なアーティストの方から提供があって、しかもタイトルが「ジャム」!

 

メンバーの願望が始まりだったとしても、勝算があるからスタッフさんが動いたのだろうし、関ジャムでの共演が良い印象だったからオファーを受けてくれた方もいるでしょう。

関ジャムだけでなく、特典映像にクロニクルも巻き込んでのアルバムというのが、どの現場においてもメンバーとスタッフさんとの良好な関係を思わせて、非常に嬉しいです。

 

特典映像のつかない通常版が、関ジャニ∞ファンでなくとも手に取りやすいジャケットであることを願うばかりです。

きっと大丈夫だろう。

売れろー!!

 

 

私の好きな丸山隆平くんのソロパート選

ツイッターで素敵なアンケートをみかけました。

丸山隆平さんソロパート大賞

 

是非やってみようと思い、始めてみたらこれがまあ難しいのです。

丸山くんの声が大好きなので、好きなパートがありすぎて絞るのが大変。

まずは、丸山くんの歌の表現力や声色から、ベスト5候補から考えてみることにしました。

 

 

 

 

魂の叫びを歌にのせて、この想いを届けるよ

 

『ふりむくわけにはいかないぜ』

苦しむために生きないで 

あなた自身を愛してくれ

絞り出すような歌いかたと歌詞の強いメッセージに胸がえぐられるようです。

 

『ワッハッハー』

無理して笑っても無意味と笑われても

各文節の頭にアクセントをつけて歌うところが好き。このあとのwohーohみたいなところもかっこいい。

 

『Your WURLIZER』

辛いと嘆く君の声が

また一つ僕の中に届くんだ   

怠い もう嫌だ 帰りたい 

眠い 暑い 寒い 全部終わらせたい 

もうみんな僕に預けて

丸山くんから吐かれる投げやりな言葉の数々にドキドキするし、「預けてぇ」の湿っぽさが好きです。

 

 

 

 

いとしくて大切なんだ、囁くように甘く

 

『myself』

間違いじゃない ただ夢中で走ってた 

大切なモノひとつ選んで

吐息を含んだ声色、歌い回し、強弱のつけかた、すべてが甘くて優しくてとろけそう。

 

『Baby Baby』

いつもいつもそばにいたいのに 

なぜになぜに涙こぼれてしまうの

そんなに甘えられたら抱き締めたくなるよ。

 

『青春ノスタルジー』

もっと上手に踊れたね

優しい、ひたすら優しい 。

短いフレーズだけど、表現の上手さが際立っていると思います。

           

『BJ』

旅立った日から今日まで 

ふと振り返ればやけに眩しいけど

いつものことさ

「やけにぃ」のあとの吐息にグッとくるのと、「振り返れば」と「いつものことさ」の弾むような感じが好きです。

 

もう一曲、ソロではないのでソロ大賞には当てはまらないのだけど、丸山くんの甘い声が際立っていると思うので、甘さ部門のおまけとして挙げます。

 

ロイヤルミルクトーリー』

アッサムにミルクを注いだ 

雲が流れて微かにシナモンの風香り

聴いているだけでミルクティーとシナモンの甘い香りがしてきそう。なんなら口内に甘味を感じるくらい。

 

 

 

 

あの時に思いを馳せたら、少し切なくて

 

『Train in the rain』

日増しに空は削られていく  

いつかは無くなるだろう

何度もふたり 歩いてきたアスファルト

なめらかに言葉をつなげる歌いかたが好き。

曇天の空が目に浮かぶような抑えた声が切ない。

 

『wander』

悲しみも喜びもごちゃ混ぜにして

心から聞こえる叫び声にさえも

耳をふさいでた

歌いだしの「か」とか文終わりの「て」とかが好きだし、少し硬めの声が心に刺さってキュッとなります。 

   

『北風ブルース』

不意にめくれたノートから 

ちぎれ飛ぶ紙ヒコーキ

声の硬さと柔らかさのバランスがすごく好き。

 

イエローパンジーストリート

出会って別れていたずらに過ぎる

季節を歩いても

過ぎるの「る」とか歩いてもの「も」とかが好き。なんとなく丸い感じがして、懐かしさが多めの切なさを感じさせていい感じです。

 

 

 

      

オレについてこいよ、挑発的に

 

『韻踏ィニティ』

阿保ナこと本気 de たのしんでヤンだヨぉ「阿保」の入り方に腰がくだけます。後から出てくる台詞部分の「行かんといて」で急に女々しくなるのも含めて好き。

  

『NOROSHI』

望んだまま手にするは"女王"

女王の歌いまわしが秀逸です。

見下ろされてる感にふるえます。

 

『急☆上☆Show!!』 

モノクロームを塗り替えろRainbow

真空管も吹っ飛んで

「Rainbow」と「吹っ飛んで」の語尾の巻き舌具合が良い。

  

『地元の王様』

のせられ のっかって  ある種無敵の

若い時から上手いなあ。47DVDで初めて観たときちょっとした感動がありました。

 

『EXTEND!』

「期待は10%程度で応戦」Are you alright?

諦観ムードは誰のせい

 さらに表現力に磨きがかかっていると思う。

 歌詞前の「はーん」が色気もあってかっこいい。

 

 

 

 

欲しくてたまらない、色っぽく艶っぽく

 

『Can't U See』

no no いますぐ欲しくなるcharmin' なそぶりは永遠に 

(僕の胸をつかむ いつでも 夢の中へ)

少し緊張感のある声が焦りを感じさせてドキドキするし、終盤はソロではないけれど低音が男っぽくてゾクゾクします。

この曲は主旋律を歌っているところも多いしずっと艶っぽい。

 

『Dye D?』

yeah...But I'm...oh...oh...with  you...

妖艶の一言に尽きます。これより前の大倉くんと歌っている部分もずっと色っぽい。

吸血されても良いわ。

 

『バッキバキ体操第一』

あと一口だけ... 後悔のルーティーン

彷徨い続ける カーボハイドレートのドレイ

愛の歌ではないのに醸し出される艶っぽさがすごいです。

糖質への愛なのか?

 

 

 

 

丸山隆平さんのソロパート大賞アンケートに答えるためにはベスト5を決めなくてはいけません。

甲乙着けがたく、悩みに悩んでなんとか決めました。

第5位からカウントダウンで。

 

 

 第5位  

阿保ナこと本気 de たのしんでヤンだヨ

韻踏ィニティ

   

第4位  

日増しに空は削られていく 

いつかは無くなるだろう

何度もふたり 歩いてきたアスファルト

Train in the rain

  

第3位  

苦しむために生きないで 

あなた自身を愛してくれ

ふりむくわけにはいかないぜ

  

第2位  

no no いますぐ欲しくなるcharmin' なそぶりは永遠に 

(僕の胸をつかむ いつでも 夢の中)

Can't U See

  

第1位  

間違いじゃない ただ夢中で走ってた 

大切なモノひとつ選んで 

『myself』

 

 

こんな感じになりました。

非常に迷いましたが、改めて楽曲を聴き直したりもして楽しかったです。

関ジャニ∞の楽曲って、本当にバラエティにとんでいて素晴らしいな。

 

 

関ジャム完全燃SHOW ♪PPAP(ピコ太郎)

電子音楽の世界を徹底解剖!ということで今回の関ジャム完全燃SHOWもかなりマニアックでした。

見たこともないような電子楽器がずらっと並んでいる様はなかなか興味深く、特にハンドソニックというのは実際に打楽器を叩くように演奏するのが面白いなと思いました。

電子楽器は、音に演奏者の感情が込められないからあまり好きではないかなぁと思っていたのですが、ここまでこだわっているのを知ると見方も変わります。

生楽器とはまた別の奥深さがあるのでしょう。

 

PPAPを作るにあたりマヌケ感というテーマを先に決めて、それを表現するにはどんなテンポでどんな音色でどんな音階が良いか考えていくというのは、とても科学的なアプローチだと思いました。

逆にメロディーが降りてくるという人とか、即興で曲作りができる人というのは、もっと直感的な作り方をしているような気がします。

どちらも凄いし、ある人がどちらか一方だけということではないのかも知れませんけれど。

 

 

ジャムセッションは「PPAP」。

「丸山 ちょっとはカッコいいと思ってもらえるように務める」

セッション前にこんなことを言ってましたけど、丸山くんはいつでもカッコ良いよ。特にジャムセッションのときはね。

 

大倉くんのドラムから始まるPPAP、いきなり新鮮。

村上くんの電子ピアノが原曲の面影を残しています。

丸山くんのベースに錦戸くんのギターに横山くんのウインドチャイムが入ってきたら、もういつものPPAPじゃない。

関ジャニ∞サウンドです。

ベースのグリッサンドがV字上昇するけれど、マヌケ感のかけらも無いカッコ良さ。


踊る丸山くん、切れが良い。

そのあと小さく踊る錦戸くんも可愛い。

2回目の「I have a pen~」から入ってくるベースの「ベンベンベンベン、ベンベベーンベベベン 」に耳が吸い寄せられていきます。

歌詞を聞いてもらいたいというこだわりがあったはずだけど、今回だけはゴメンなさい。

そして、16ビートになってからのカッコ良さったら!!

今回の主役と言われていた錦戸くんのギターがロックにジャカジャカと曲を盛り上げていきます。

この時のベースラインもカッコ良くてたまらないです。

そして、丸山くんの「Pen-Pineapple-Apple-Pen!」 での不意打ちウインク!

8小節挟んで次の「I have a pen」からは、またギターが違うラインが聴こえてきて、やっぱり耳が惹きつけられます。

そして錦戸くん、横山くん、丸山くん、それぞれの「Pen-Pineapple-Apple-Pen!」 

魅せてくれます。

その4小節後の丸山くんのベースも印象的。

後奏もずっとロックで、ここ先週の予告に使われていた部分でしょうか。

丸山くんがベースを親指で激しく弾くのが見えます。

最後まで聴きどころ見どころがいっぱいで、他に無い関ジャムならではという感じでした。

本来のマヌケな感じを漂わせたスマホで聴いて面白いというPPAPのコンセプトとは全く違って、がっつりヘッドホンで各々の演奏を何度も聴きたくなるセッションでもありました。

 

スパイダーマン ホームカミング ジャパンアンバサダー就任

ビッグニュースがありました。

関ジャニ∞が映画スパイダーマン ホームカミングのジャパンアンバサダーに就任し、日本語吹替版の主題歌を担当する」

 

関ジャニ∞、波に乗ってます!

Twitterで一報を知り、翌朝テレビで就任イベントの様子を見ました。

私が見た番組では、映画のプロモーション映像の後にイベントの模様が流れましたが、主題歌はまだ出来ていないのか発売がまだだからか、音楽なしのあっさりしたものでした。

新曲が聴けるかなーという期待もあったので少し肩透かしを食らった感じ。

でも映画が8月公開だから当然かな。

 

本作の主人公が15歳であることにちなみ、メンバーは15歳当時のエピソードを求められ、横山くんがジャニーさんとのエピソードを披露していました。

あれ、コメントそれだけ? って思ったのでネットニュースを検索したら、ちゃんとスパイダーマンについて喋っているじゃないですか。

 

村上くん「素直な気持ちとしてびっくりしていますし、新しいスパイダーマンを応援できることを嬉しく思います。」

 

安田くん「ハロウィンのときに実際にスパイダーマンスーツを着たことがあるのでうれしい。日本の代表としてしっかり応援していきたい。」

 

錦戸くん「最初、スパイダーマンスーツが着れると思っていたのですが、このジャケットも可愛いなと思いました。機会があればスパイダーマンスーツも着たいです。」

 

渋谷くん「コレしかないってくらいサイズがピッタリでうれしい!」

 

丸山くん「スピード感や臨場感が好き!特に糸を出すのがいい!」

 

大倉くん「身近な人や家族、好きな人を助けるために戦うイメージですごく身近に感じるヒーロー像。」「ロバート・ダウニー・Jrみたいな人は現れなかったけど、ジャニーさんと出会いました。」

 

安田くんや錦戸くんはスパイダーマンスーツに言及しているし、丸山くんも映画の感想とスパイダーマンの最大の特徴である手首から出る糸についてジェスチャー付きで話しています。

大倉くんに至っては、スパイダーマンのイメージ像を語るだけでなく、今回の映画に登場するアイアンマンを演じる俳優さんの名前まで挙げています。

ここ、放送してくれたらよかったのに。

メンバーがスパイダーマンに関われて喜んでいることが分かりやすく伝わるのに。

ジャニーさんエピソードだけだと何の会見か分かりにくかったよ。

みんなで糸を出しているつもりの映像は流れていましたけれど、糸、出てないしねぇ。

 

早い段階でのアンバサダー就任発表(だと思うんですけどこんなものですか?)、今後どのように展開していくのでしょうか。

映画の出演者が来日して一緒にイベントに臨む、なんてこともあったりするのかしら。

少なくとも主題歌発表の際には、また何かあるかな。

期待、期待。

 

 

過去に公開された、「スパイダーマン」シリーズ、「アメイジングスパイダーマン」シリーズ、「アベンジャーズ」シリーズ。

我が家では家族みんなで楽しめる映画なので、ほぼほぼ観ています。

スパイダーマンホームカミング」も、関ジャニ∞が主題歌を担当しなくても観ることになっただろうと思います。

子供が一緒なので吹替版を観るでしょうし。

より一層公開が待ち遠しくなりました。

 

私は特にアメコミに思い入れがあるわけではないので、誰がアンバサダーになっても、日本語版主題歌がついても、特に気にならないのですが、アメコミファンの中には日本語の主題歌がつくことに違和感を持つ方もおられるみたいです。

アメイジングスパイダーマン」のときも、吹替版には日本人アーティストの主題歌がありましたが、評判はどうだったのかな。

映画サイドにも歌手サイドにも話題性があって良いと思うんですけど。

何事にも賛否両論あるのはわかりますが、楽曲が発表される前からばっさり否定されるのは 、なんだかなぁ。

 

WEBで関ジャニ∞の画像が使用できないことについても、ジャニーズ事務所の都合にスパイダーマンの公式側が翻弄されているという趣旨の意見を見かけましたが、そもそもアンバサダー就任は映画配給会社のオファーがあってのことで、タレントの写真がWEBで使用できない事は承知の上での契約でしょう。

それでも関ジャニ∞に白羽の矢が立ったのは、関ジャニ∞のもたらす宣伝効果を見込んでのこと。

メンバーみんなが一つ一つ真摯に仕事に取り組んできたことや、それを知る事務所のバックアップもあってこそ、この仕事に繋がったという面が必ずあるわけで、それをすぐにジャニーズ事務所を貶めたり、関ジャニ∞の仕事に水を差すような書き方をされるのは、何て言うか、はっきり言うと腹だたしい。

すぐ大人の事情にまみれてるとか書かれがちだけど、当然でしょう、ビジネスなんだから、と思ったり。

ふぅ。

愚痴、終了。

 

 

映画「スパイダーマンホームカミング」日本語吹替版主題歌。

こう書いているだけでわくわくしてきます。

どのようなものになるのかな。

音楽に真面目に取り組み、心から楽しんでいる関ジャニ∞とその音楽スタッフさんなら、必ずやスパイダーマンの世界観に合わせてとことん追求した楽曲を提示してくれるでしょう。

 

「メンバーみんなでスパイダーマンの後押しできるような、映画の疾走感やスケール感に負けないくらいの楽曲で盛り上げたいと思っているので楽曲も楽しみにしていただきたい!」

村上くんもこう言っていることだし、楽しみに待つことにします。

 

 

 

ライブ映像が欲しい関ジャニ∞の過去曲

関ジャニ∞の冬のドームツアー関ジャニ’sエイターテインメント」のDVD&Blu-rayのリリースが5月10日に決まりました。

待ってましたよ!!

 

 

1月12日に京セラドームで観た関ジャニ’sエイターテインメントが、私にとって初めての関ジャニ∞ライブでした。

 

ドームにいるというだけで浮足立っていて、メンバーをしっかり見ればいいものを、何故かキョロキョロと客席のペンライトの波を眺めたりしていたようです。

細かいところはあんまり覚えていない。

だから、たとえ別日でも後から映像を観られるってすごくありがたいです。

 

ファンになって数年、ライブに行かなかった時は、リリースされる映像がライブの様子を知れる全てでしたから、毎年とても楽しみにしていました。

 

今回、映像に残してほしいと思っていた日替わりのアコースティックコーナースタジオ・アコースティック演奏、ふわふわポムポムに加えて、なんとビジュアルコメンタリー映像まで特典に入るそうじゃないですか!

もう楽しみしかないです。

ありがとうございます、インフィニティさん。

 

 

 

DVD&Blu-ray発売に感謝しつつ、自分勝手にライブ映像を残してほしい過去の曲を挙げてみようかなと思います。

 

ライブでやって欲しい曲と同義みたいだけど、一度は披露されている曲もあるので、何度も観返せるライブ映像が欲しいという感じです。

 

 

勝手に仕上がれ

ライブで披露されたものの、7人での演奏は収録されませんでした。

TVで何度か披露された映像はあるけれど、繰り返し観たくなるようなものをライブ映像で残して欲しかったという思いがずっとあります。

丸山くんがいろいろ関わった大切な曲だもの。

CD音源も丸山くんが弾いていると分かったときの驚きと感激は忘れられないから。

すばるくんが「まるやま」って叫んで、丸山くんがスラップをビシッと決めて、丸山くんと目を合わせた大倉くんがほほえむ、そんなライブ映像ください。

この曲は実際のライブ会場でも一度は聴いてみたい曲です。

「K.A.N.J.A.N.I.E.I.G.H.T」って叫んで、一体感を味わってみたい。

 

 

Can't U See?

がっつり艶っぽいダンスで。

笑顔封印で汗を散らしながら色っぽく踊るところが観たいです。

前髪の奥から覗く丸山くんのあの綺麗な瞳を想像してください。

伏し目がちに踊っていた丸山くんが「その手をつかんでひとつになる」のところで手を伸ばしてスッとこっちを見る!

きゃーっ!

COUNTDOWN LIVE 2009-2010の時の黒い衣装のような衣装で、裾をヒラヒラさせながら踊る丸山くん、最高じゃないですか。

 

 

ふりむくわけにはいかないぜ

アルバム「元気が出るCD」で一二を争う好きな曲。

これもライブで披露されたものの、完全な形でDVD収録されませんでした。

大倉くんのドラム演奏が聴きたかったです。

手数が多くて激しいドラムをドコドコ叩く姿を観たかった。

ベースもギターも聴きどころいっぱいだし、いつかライブでやって最高の演奏が映像に残ったらいいのにな。

男っぽい曲だから、eighterさん人気はあんまりなのかな。

 

 

朝焼けの太陽

すばるくんの歌い出しと、続く安田くんに丸山くんがハモる冒頭部分が特に好き。

ベースラインがずっとカッコ良いし、ギターの聴かせどころもあるからバンド演奏して欲しいな。

演奏しながら歌うのが可能なのか分からないけど、大変なら歌割りの変更だってありです。

凝ったメロディラインと、悔やんだって仕方ないさっていう救われない感じの歌詞を、すばるくんの突き差すような歌声と表現で聴かせてくれたっていいです。

すばるくんに上から目線でこちらを見据えながら歌って欲しい。

 

 

 myself

メロディや歌詞が好きというのもあるけれど、メンバーみんなの歌がすごく良い。

特に、丸山くんの「間違いじゃない、ただ夢中で走ってた、大切なもの一つ選んで」の「じゃない」と「で走っ」のところで息が混じる感じ。

はぁ、たまんない。

眉間にシワを寄せて堪えるように歌う丸山くんが見える。

2番で優しくハモる丸山くんも好き。

ライブで再現性があるかはわからないけれど、丁寧に歌ってしっかり聴かせてほしい曲です。 

あ、でも、アコースティックバージョンも良いかも。

 

 

キミへのキャロル 

冬にツアーをするならクリスマスソングをぜひ。

ちょっとドジで不器用な関西弁の男子っていうところが関ジャニ∞にぴったり。

伴奏のティンパニとか、安田くんの「プレゼントなんていらないんだよ~」と、すばるくんの「一瞬で飛んでいけないかな~」がとても印象的。

丸山くんの「だからこそ抱きしめてあげられるぜ」もすごく好き。

サンタとかトナカイの被り物でなく、いつかの赤チェックとシルクハットみたいな衣装で歌って欲しいです。

 

 

二人の花

言わずと知れた丸山くんと大倉くんのユニット曲。

8UPPERSで披露されたにもかかわらずDVD収録されず、当時多くの丸担さんを落胆させたという、、、

実際のライブを観ていないからこそ、映像に残して欲しかったという思いが強くありました。

丸山くんのせっかくのカッコいいユニットだよ、なんでなのってしばらく思っていました。

でも数年前くらいから、もういいかなという感じもしています。

JUKE BOXくらいからかなぁ。

他にカッコいい丸山くんをたくさん観られるようになってきたから。

TVでベースを弾く丸山くんをほぼ毎週観られるようになったのも、カッコいい丸山くんへの渇望が少なくなった理由の一つかな。

じゅうぶん満たされています。

だけど、もし過去のユニットをもう一度やりますみたいな機会があれば、ぜひ当時の衣装でやってください。

 

 

他にも、北風ブルースとかアネモネとかロイヤルミルクストーリーとかbackgroundとか、ライブ披露がないまま埋もれて欲しくない、好きな曲はいっぱいあるんだけど。

とりあえずはこの辺で。

 

ラスト・フレンズ、錦戸くんが演じる宗佑を見ていて

カンテレでドラマ「ラスト・フレンズ」が再放送されています。

関ジャニ∞に興味をもったころ、DVDをレンタルして観たのですが、せっかくなのでまた観ています。

 

ジャニーズである錦戸くんがDVをする役どころ、ということで当時注目を集めたのでしょう。

何かでイメージダウンした俳優1位に選ばれたと聞いたことがありますし、宗佑のイメージが払拭されるまで時間がかかるようなこともあったかもしれません。

 

ドラマは若者たちの恋愛模様とともに、DV、ネグレクト、性同一性障害、性的虐体といった重たいテーマも描かれます。

錦戸くんは、幼少期にネグレクトをうけ女性への愛情表現がうまくできずDVをしてしまう宗佑を演じています。

 

宗佑は確かに酷い男だし、演じる錦戸くんのイメージを悪く捉える人もいたかもしれないけれど、私はそんなことはなくて、やっぱりファンだからかなぁとか考えていました。

そこからまた、思考がぐるぐる、、、書き留めておこうと思います。

 

第4話、自分から逃れていた美知留の居場所を見つけ出した宗佑は、降りしきる雨の中、一晩中、外で美知留が出てくるのを待ち続けます。

翌朝、座り込む宗佑を見つけた美知留は、結局宗佑を突き放すことができずに一緒に帰ります。

 

子供のころ親に捨てられた経験のある宗佑と、「愛されたことがない」と言い切ってしまうほど親からの愛情が薄かった美知留。

寂しい生い立ちをもつ似た者同士の二人が、直感的に惹かれ合うんだろうことは、頭では理解できます。

ただ理性的に考えると、無いでしょこんなDVストーカー男、ちょっと美知留しっかりしてよ、、ってなるはずなんだけど、なんだけどね。

 

ずぶ濡れの錦戸くんが、あの錦戸くんが、子犬みたいな顔をした錦戸くんが、本当に辛そうな表情で、悲しそうな目で、苦しそうな声で「待つことは辛くないんだ」なんて言うから。

なんだかつい許してしまう美知留の気持ちが分かるような気にさせられる。

 

宗佑のDVが、支配欲や女性蔑視みたいな高圧的な自己満足というよりも、愛されたい、寂しい心を埋めてほしいという渇望から来ているのだと、ひしひしと感じられるから。

 

あとやっぱり錦戸くんの顔面、て言っちゃうとなんか元も子もない感じになるけれど、あのタレ目の作り出す表情の威力って大きいなぁ。

 

第10話にも印象的なシーンがあります。

暴行された美知留が、宗佑の全てを受け入れてあげるとベッドの上で言うところ。

その本心は大切な友達を守るためで、自分自身を諦めたからに過ぎない。

決して宗佑を心から愛そうと思ったわけではないことを、宗佑は美知留の涙にふれて感じます。

そして美知留が友達と映る写真を見て、自分では美知留を笑顔にしてあげられないことを悟り、宗佑は死を選びます。

 

弱いよぉ、宗佑。

このときの錦戸くんの泣きの演技がまた心をえぐるんです。

宗佑の気持ちを想像すると痛くて、辛くて。

どうして誰も幼い宗佑の心に寄り添ってあげられなかったのか、もっと早く誰か救いの手をさしのべられなかったのか、もどかしくて苦しい。

とんでもなく酷い奴なのに、DVなんて絶対に許される事じゃないのに、誰か彼を助けてあげてよって思わずにいられない。

 

錦戸くんの宗佑は、いつも心の奥にある哀しみが透けて見えるような表情をしていたから、激しい反感を抱かずに観ていられたし、死んでしまったときはやるせなかった。

 

 

逆に、瑠可は心と性の違和感に悩んでいるけれど強いと思います。

男になりたい、美知留を守りたい、だから強くなりたいという思いに駆り立てられるんだろうけれど、肉体的な強さとは違う、もともと心の芯の強さを持った人として描かれている気がします。

 

瑠可が父親に自身のことを打ち明ける場面からは、父の子どもに対する揺るぎない愛情の深さが感じられるし、瑠可からも父への信頼の大きさをみることができます。

愛されているという安心感が心を強くする鎧のような役割を果たしているのかな。

 

瑠可はタケルからも大きな愛を貰えます。

タケルの渾身の告白シーン、素敵でした。

「人間としてか女としてかどっちかなんて聞くなよ」っていう台詞があるところです。

 

愛されずに育ったから弱くて、愛されて育ったから強いと、短絡的には言えないかもしれないけれど、あまりにも愛情を受けなさすぎると、人は正しく生きていくことが難しいのかもしれないな。

 

ドラマ「嘘の戦争」も観ているのですが、草剪くん演じる主人公も、亡き父の友人だった人の深い想いを知ることで、自分がちゃんと想いをかけられていたことに気づいて、少しだけ改心したんですよね。

ここも心にささる場面だったなぁって、観ていない方にはなんのこっちゃな話ですが。

 

子供に接するとき、人に接するとき、どれだけその子、その人に想いを込められるか、自分は愛されていると感じさせられるかって大切なことなんだなと、今更ながら思ったという話です。